マイレッジの使用自粛など

居酒屋タクシーについては
確かもう書いたと思ったが、
ちょっと似たような印象を受けたのが、
マイレッジの使用自粛。

公費出張で取得した
航空会社のマイルの私的な使用を自粛する、
というもの。

確かに、厳密に言えば
公費出張で取得したマイルは、
組織のものとして有効活用するのが筋だとは思うが、
しかし、この話を聞いたときに、
どうもなんだか違うなぁ、という感じがした。

どうしてそう感じるのかと考えたのだが、
こういう、まあどっちかといえばどうでもいいことで
問題の本質が見えなくなってしまうのでは？
と感じたためだと思う。

本質的な問題は、
税金が必要なことに有効に使われているかどうか、
であって、公務員が余禄に預かっているか否かは、
それとはいちおう別の問題だと思う。

無駄（かどうかはわからないが）な
タクシー帰宅が多いから、
タクシー会社もお得意様として
サービスするわけで、
本来は、そのタクシーの使用が本当に妥当だったのか？
が問題なわけだが、
そちらをきちんと検証したという話は出てこない。

とりあえず目につきそうなところだけ
自粛して嵐が過ぎるのを待ちましょう、
みたいな感じがするのは、
私の心が邪悪だからだろうか・・・