最近の主要逃避先の一つになっている。
読み始めると結末まで一気に
読みたくなるのと、
電車の中などで泣きそうになるので、
逃避先としては性質が良くないのだが、
逆に、それだけ引き込まれている
ということだ。
プロットなど、あまりにベタな、
ありえない展開ではあるのだが、
それでも、そんなことあるはずない、けど
そんなことあったらいいなぁ、という線を
きっちりと抑えていて、
しかも、描写が大変丁寧。
「シネマの神様」も
そんな一編だった。
「ニューシネマパラダイス」を軸に、
そんなうまい話しはありえないが、
そんなことあったら泣ける、
というお話が繰り広げられる。
水戸黄門的展開+難病もの展開と、
エンターテインメントの王道てんこ盛り。
読者の感動を盛り上げるためには
なんでもする、という感じ。
やりすぎでしょう、とは思うのだが、
泣かされてしまうので、どうしようもない。
これはまずいなぁ・・・
ほとんどすべての作品を通じて、
好きなものがある人は強い、というか、幸せだ、
というシンプルなテーマで貫かれている
というのも、外れが少ない理由
かもしれない。
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