映像の世紀 バタフライ・エフェクト「難民 命を救う闘い」

今回の映像の世紀も、
とても重い内容だった。

国際連盟の難民高等弁務官として、
第一次世界大戦の後の難民保護にあたった
探検家で海洋生物学者のフリチョフ・ナンセンから
現在のウクライナ戦争による難民の支援まで、
難民を生み出す戦争の歴史が映像でたどられる。

ナンセンが、国際連盟から得られなかった支援費を、
自らも記録した映像を使って世界から寄付を募って集めた、
というエピソードが示すように、映像の力はとても大きい。

じっとこちらを見つめる子供の黒い目が
傍観者である自分の心に刺さる。

それにしても、なぜ、ここまで
愚かしいことが繰り返されるのか？

すべての人に見て欲しい映像。