散文詩のような小説。 というか、小説ではないような。 少なくとも、ロマンではない。 ドラマというものは全くない。 感じたことを必死に言葉にしている。 それが新しかったのだろうか・・・ それにしても、なんという 瑞々しい、しかしうっとおしい 感覚―思考回路だろう。 見て-感じて-言葉にして -また見て-感じて-・・・ 独りで勝手に、くるくると 回り続けている。 だいぶ読んだので、そろそろ 堀辰雄論を読んでみたい。