新政酒造「No.6 X-type」

都内某所で、久しぶりに
おいしい日本酒をいただく機会があった。

１杯目は「山川光男」の 2019年 あき。

山形県の４つの酒蔵が連携してつくった
ブランドらしい。面白い試みだ。

精米度はそれほど高くはないが、
とても芳醇な香りで、口当たりもよく、
雑味少なく、とてもおいしい。

２杯目は、「No.6 X-type」。

秋田の歴史ある酒蔵、新政酒造が、
歴史ある 6号酵母を使って、
伝統的な製法で作ったお酒らしい。

こちらは、芳醇な香りに加えて、
適度な酸味があって、泡も少し感じられる。
とてもおいしい。

こういう最近のお酒は、
もはや「日本酒」ではないなぁ、と思う。

実際、ワイングラスで供されることも多い。

獺祭が一つのスタンダードを作って以来、
ここ数年で急激に変わった感じがする。

お米の違いを超えて、
製造法なども工夫している
お酒が増えている。

外国市場を意識した酒が増えた
ということもあるのだろう。

赤ワインの熟成には及ばないとしても、
白ワインには十分匹敵する、というか、
勝てると思う。

良いことだと思うが、でも、問題は、
結構高いのだよなぁ・・・

お酒に合わせた料理も
とてもおいしかった。

ごちそうさまでした。

P.S. 獺祭以来の代表的銘柄を
まとめた記事があった。