が「新型コロナウイルスの蔓延に関する一考察」を
公開されている。
古典的な SIR モデルの感染者を
未検出の市中感染者と
検査で検出されて隔離された感染者に分けた
SIQR モデルを使ってシミュレーションを行い、
検査で陽性になった人がただちに隔離される
という仮定の下で、検査数を増やした場合の
市中感染者の推移を見たところ、
条件によっては、検査数を増やすほうが、
都市封鎖より有効である、などの
知見が得られたという。
もちろん、隔離したと言っても、
それを世話する人は必要で、
完全に接触 0 にするのは簡単ではないとは思うのと、
市中感染者の多くは無症状感染者なので、
PCR 検査しても陰性になる可能性もあると思う。
この主張の正しさは、今後の検証が必要だと思うが、
やはり、検査と隔離、が大原則であり、
初動はともかく、もう少し早いタイミングで
PCR 検査と隔離施設を増やすことに
注力するべきだった、ということのようだ。
にもかかわらず、死者がまだ少ないのは
日本の文化的な特殊性などによる僥倖であり、
それをなんとか活かしたいものだ。
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