今回のドジなトラブルとは分けて考えたほうがよいと思うので、
別のエントリーに。
「名人戦」は、最強のブランドなので、
将棋連盟としては、一番高く買ってくれるところに使ってもらって、
毎日には王将戦に注力してもらう、というのが望ましいのは
理解できなくもない。
しかし、「信義」というものをとりあえず無視したとしても、
そのブランドを育て、維持するために、
これまでに毎日新聞が投入してきた資源は、
無視できるものではない。
だから、経済原則で考えても、
毎日が「もうお金が無いので、維持できません」
と言いださない限り、
他に移すのは、無理筋だと思う。
こう考えると、今回のトラブルは、あえて毎日を挑発して、
自分から手を切ると言わせたかったのか?
などと邪推したくもなるが・・・
「名人戦」のブランドを買いたいというところは、
まだまだあると思うので、
連盟としては、それを背景として、
毎日との関係を良好に保ちながら、
契約金などの条件をできるだけ良くする交渉をしてゆき、
毎日がギブアップしたら、他を探す、
というのが筋だろう。
まあ、それをしようとして、
初手でいきなり王手をしてしまった、
というわけですが。
長期的に見て、朝日がいいのかどうかは、よくわからない。
いっそ、オークションにかけてみたら、
意外なスポンサーが現れるかもしれない。
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