人工知能の法王をつくり、全知にするために?
宇宙中から集めた情報をコツコツとインプットしている・・・
これだけ聞くと、かなり面白そうだし、
今でもまったく古びていないテーマで、
宗教 vs 科学、とか、信仰 vs 狂信、
などの話題にもつなげてゆけそうなのだが、
実際のストーリーは、その宗教活動の
内部分裂をめぐるスペースオペラ、
みたいな話になってしまい、今一つ冴えない。
人工知能の法王も、なんだか
今一つパッとしない。
なんかすごく惜しい感じ。
シマックと言えば「都市」が有名だが、
この本は残念ながら絶版。
こういうものこそ、どんどんキンドル版を
出せばいいのに・・・
原作者や翻訳者の許諾が取れないのだろうか?
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