順位戦がなくて対局が少ない渡辺名人が、
もち前のサービス精神を発揮して、
名人戦の全局のポイントを解説。
駒損に対する価値観など、AI が、
将棋の考え方をどう変えたのか、
プロが AI をどう使っているのか、などが
率直に語られている。
他にも、封じ手の局面の決め方や、
局面評価のしかたなど、興味深かった。
自分の持ち味としては、序盤の作戦のところで、
序盤を飛ばすことで終盤に時間を残せたのが
シリーズ通して良かったと言っていた。
最後に「これ、全部見る人いるんですかね?」
「長すぎて、たぶん途中で寝るでしょ」
と言っていたが、全部見る人はかなりいると思う。
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