普天間問題の経緯をまとめていた。
それによれば、結局のところ
終始米国主導だったということのようだ。
最初のオバマ大統領との会談での
"Trust me"を、米国側は当然ながら
年内決着と理解した。
しかし、あっさりと先送りとなり、
この時点でアメリカの鳩山不信は
明確になった。
その後は、ひたすら、本当に5月には
決着するんだよな、という念押しが来ていた。
従って、鳩山さんとしては、
5月末という締め切りを反故にすることは不可能で、
いかにも唐突に見えた5月末の日米合意は
最初から不可避だったのだ。
それにしても、この問題はどうなるのだろう?
菅さんに代わったからといって、
日米合意を反故にできるはずもなく、
近日中に米国は履行を迫ってくるだろう。
かといって、期待を裏切られた沖縄の怒りが
すぐに静まるわけもなく、
世の中の扱い方によっては、三里塚のように
血で血を洗う長期闘争になりかねない。
「最低でも県外」という
たった一言のその場に迎合した軽い発言が、
将来に長い長い遺恨を残す。
政治と言うのはつくづく怖いものだ。
最新の画像もっと見る
最近の「政治・経済・行政情報」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事