Bach: Goldberg Variations - András Schiff (2017)

Bach: Goldberg Variations - András Schiff (2017)


きよりん激推しピアニストの第３位は
ハンガリーのピアニスト
アンドラーシュ・シフ。

シフも若い頃の演奏を
いくつか聴いたことはあるが、
上手だけど、あまり面白味が無い、
という印象だった。

このゴールドベルク変奏曲にしても、
音の粒は揃って、とても「上質」で
エレガントなのだが、
グールドの演奏のような驚きはない。

でも、それがシフという
ピアニストなのだろう。

インタビューもいくつか YouTube で見たが、
音楽に対する職人的な取組みのまじめさ、
人徳の厚みが感じられた。

我々演奏家は、作曲家に仕えるものだ、
というようなことも言っていた。

中でも、バッハは、小さい頃から親しんで、
毎朝バッハを弾くことで一日が始まる
のだそうだ。

この動画でも、すべての繰り返しを
守って、実に楽しそうに弾いている。

下の動画では、バッハについて
いろいろ質問に答えているのだが、
その途中でさらっと曲の一部を弾いているのが
なんともエレガントでかっこいい。

András Schiff discusses Bach


この 1/1000 でいいので、
弾けるようになりたいものだ。