日々の寝言~Daily Nonsense~

地球を救うためには

NHKで日本の白熱教室として、
横浜市立大の上村雄彦先生の授業が
紹介されていた。

> このままだったら地球は40年ももたない。
> 地球に行って、みんなで力を合わせて、
> この地球を誰もがハッピーな世界に作り替えてこい。

答えは簡単だ。
人類の数を1/100くらいに減らせばよい。
宇宙人ならきっとそう考えるだろう。

すべての争いの源は、
資源の取り合いだ。

資源の取り合いが起こるっているということは、
地球のキャパシティを超えて
人間が増えてしまったということだ。

それはまた、種の絶滅や
温暖化の源でもある。

ヒットラーが考えたのも、
ある意味同じようなことかもしれない。

しかし、宇宙人でないので
そういう過激なことはできない。
だから悩ましいのだ。

ではどうすればいいのか?

基本的には、先進国が欲望を抑え、
生活水準を落とすしかないと思う。

少数の人がかなり豊かな生活を享受して、
残りの人は貧しい暮らしをするか、
多くの人がそこそこ貧しい暮らしで我慢するか
その選択だと思う。

現状は、前者が採択されて、
世界中が自由競争している状態だ。

20世紀に先進国の生活水準が急激に上がったことと、
途上国の参戦で競争に加わる人が急激に増えたことで、
多くの問題が生じている。

前者のやり方は、基本的に
持続可能では無いのではないか?

後者は社会主義的だ。
ワークシェアもまた、後者の選択だ。
草食系の考え方でもある。

社会主義は失敗したのではないか??

中央集権的社会主義は確かに失敗した。
何度やっても失敗するだろう。

しかし、なんらかの形で、
人間の欲望からくる競争を制御しないことには、
問題は解決しそうにない。

「地球を守る」ということは
そういうことではないか?

省資源技術への投資だけは
それなりにしたほうがよいと思うが、
それ以外については、
世界全体が社会主義的、地球主義的になって、
経済の成長速度もゆっくりにすれば、
地球への負担も減るはずだ。

違うだろうか・・・
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