放射線量率
放射能(放射性物質が放射線を出す能力)
を区別する必要がある。
放射性物質は、一定時間のあいだに
一定の確率で崩壊して放射線を出す。
放射線はアルファ線、ベータ線、ガンマ線などがある。
放射線量は放射性物質から放出される放射線のエネルギー総量
放射線量率は、一定時間あたりのエネルギー量
グレイ(Gy):吸収した放射線のエネルギーの総量(放射線量)
シーベルト(Sv):人体が吸収した放射線の影響度(放射線量)
本来は臓器ごとに異なるが、単純換算では 1 Sv = 1 Gy が使われる
ラド(rad):グレイの古い単位 1 rad = 0.01 Gy
レム(rem):シーベルトの古い単位 1 rem = 0.01 Sv
放射線量率は Gy/h (グレイ/毎時)など。
被曝時間を掛けると放射線量になる。
ベクレル(Bq):1秒間あたり1つの原子核が崩壊して放射線を出す量(放射能の量)
放射性物質の量と核種(半減期)によって決まる。
キュリー(Ci):ベクレルの古い単位で、
ラジウム1gの放射能に相当する。
1Ci = 3.7x10^10 Bq
1Bq の放射性物質から出る放射線の強さは核種に依存する(はず)。
従って、Bq について考えるときは、
どの核種がどれだけあるかが重要。
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