(総合こども園、なんというネーミングセンスだ)を取りあげていた。
社会ニーズとしては0歳以上から、かつ、
長時間預かって欲しいというものが増えている。
その意味では、預かる時間が短くて、年齢も限られた
幼稚園の役割は終わりつつある。
0歳児の保育と、幼児教育を同じ施設でやるのは難しい面がある
ような気がする。両者に求められる設備がかなり異なるためだ。
従って、教育の不要な0歳~2歳時用の施設と、
教育+長時間預かりの3歳時~5歳時用の施設を
作ればよさそうだ。フランスでもそうなっているようだった。
しかし、ここで問題は、既存施設があることだ。
保育園にしてみれば、0歳~5歳まで預かって採算取っているのに、
2歳までしか預かれないのは困りそうだ。
一方、幼稚園にしてみれば、長時間預かりの負担が問題になる。
後者はまあいいとして、問題は前者かなぁ・・・
そこで、私の提案。
一気に変えるのではなく、
とりあえず幼稚園で長時間預かりをするように改革する。
問題は幼稚園の先生の負担増と人材確保だけだから、
それくらいは対応できないとは思えない。
そうすれば、3歳以上の子供を保育園に預けている人たちの中で
幼稚園に移す人も出てくるだろう。
保育所は、0歳~2歳にウエイトを置けるので、
待機問題も改善しそうだ。
良さそうに思えるが、どうかなぁ・・・
いずれにせよ、総合こども園にして、
幼稚園教諭と保育士と2種類免許取らせるというのは
愚かな感じがする。まさに縦割り行政そのものだ。
もし制度を統合するなら、
資格も統合するべきだろう。
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