勝者がいれば、敗者がいる

オリンピックは、家の人がテレビを見ているのを
横目でちらちらと見ているが、
前評判どおりしっかり金メダルを取る人、
ダークホース的に金メダルを取る人、
金メダル確実と言われていたのに負けてしまう人、
まさに、悲喜こもごもだ。

中継ではアナウンサーが絶叫し、
メダルを取れば、生い立ちからの「秘話」
が出てきて「感動」のてんこ盛り状態。

勝つか負けるかは、本当に紙一重で
運次第の部分も大きい。

ここ一番で力を出し切れずに負けたりしたら
ほんとうに悔しいだろうと思うし、
人生も大きく変わってしまうだろう。

しかし、それでも、勝つ人がいれば
負ける人がいるのが勝負の世界。

勝負事に熱中する人にとって、
それは最初からわかっていることだ。

この場に立つまでの経験、そして、
この場で戦えたということ経験の全体を含めて、
勝ち負けどちらにも等しく価値があり、
それを今後の成長と生の充実につなげてゆけた人が、
本当の意味での勝者なのだと思う。

でもやっぱり、金メダルは
欲しいのだよなぁ・・・