日々の寝言~Daily Nonsense~

アンナ・マグダレーナ・バッハの日記(映画)

というわけで、映画のほうも
少しだけ見返したのだが、
この映画は、文化的資料として
当時の演奏風景を再現することを
狙いとしたもので、
延々と演奏風景が続く。

途中、アンナ・マグダレーナの
ナレーションも入るのだが、
物語的な要素は薄く、
基本は演奏である。

バッハの経歴などの情報は
伝記と同じようだったので、
伝記も(いちおうは?)
史実を踏まえているらしい。

バッハを演じているのは、
名手グスタフ・レオンハルトで、
音楽だけでなく、ちゃんとかつらをかぶって、
当時の服を着て、楽器を弾いたり
指揮をしたりして
その腕前を存分に披露している。

アンナ・マグダレーナを演じて
チェンバロ(スピネット)を弾いているのは、
クリスティアーネ・ラングという方で、
指揮者の夫を持つ音楽家らしい。
ただし、カンタータのソロは
吹き替えということだ。まぁそうだろう。

その他には、古楽器の演奏で有名な
ニコラス・アーノンクールも出演している。

確かに、資料的な価値の高い映画だが、
昔、どこに感動して、DVD を買ったのか、
全然思い出せない・・・
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