日々の寝言~Daily Nonsense~

フェデラー敗れる

ウィンブルドンは、
ついにナダルが優勝した。

王者フェデラーの記録的6連覇はならず。

王者交代にふさわしい激闘で、
ほんとうに見どころの多い試合だった。

結局、フェデラーにとっては前半の逸機が
痛かったという結果になった。

リードしながらもブレークできないフェデラー。
追い詰められるほど力を出すナダルの本領発揮もあって、
あと一本、がほんとうに遠い。

ナダルは拾いまくる。
そして、ミスが少ない。

フェデラーファンにとっては、
ストレスのたまるゲームだった。

普段冷静なフェデラー自身も
イラついているのがよくわかった。

王者にそうさせてしまうところが
マイペース・ナダルのすごいところであり、
そうなった時点で、
勝敗は傾いていたのかもしれない。

そうしたイライラや怒りすらも
見方につけて、そこからもちなおして
最終セットに持ち込んだのはさすがだった。

最高の試合を見せてくれた
両方の選手に祝福を送りたい。

それでも最後は勝負がついてしまうのが、
将棋にせよ、テニスにせよ、
勝負事の厳しいところだ。
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