日々の寝言~Daily Nonsense~

#LeedsPiano2021 - Final: Kaito Kobayashi (2nd Prize)

#LeedsPiano2021 - Final: Kaito Kobayashi (2nd Prize)


ショパン・コンクールほどは話題にならなかったようだが、
9月に開催された英国のリーズ国際ピアノ・コンクールで
2位になった小林海都さんのファイナルの演奏。

曲は、バルトークのピアノ協奏曲第3番だ。

残念ながら、YouTube ではごく一部
(最終楽章の終わり付近)しか聴けないのだが、
全体の演奏をこちらのアーカイブから聴くことができる。

ニュースを送るためのメールアドレスを入れろ、
みたいなポップアップが出るが
右下の may be late(後で)を押しておけば
入力しなくても聴ける。

このリーズ国際ピアノ・コンクールもかなり歴史があり、
内田光子さんはここでも2位を受賞している。

今年の優勝者は、
カザフスタンの Alim Beisembayev さんだが、
ショパンコンクールとは対照的に、
古典から現代までかなり幅広いレパートリーを
要求されるようなので、小林海都さんの2位は
快挙だと思う。

前回 2018年の優勝者は、
2015年のショパンコンクールで4位だった
Eric Liu さん。

今年のコンクールには Kate Liu さんも
挑戦したようだが、残念ながら、
世界各地で行った First Round を
突破できなかったようだ。

First Round を突破できないと、
何を弾いたのかもわからないのは悲しい。

コンクールは一発勝負だし、
審査員は、過去の経歴などは気にせずに
評価するわけだから、
そういうこともあるのだなぁ。

 * * *

バルトークは昔から好きな作曲家の一人で、
ピアノ協奏曲3番は、その中でも好きな曲だ。

ゲザ・アンダとフリッチャイの昔の録音が有名で
コラール風の第二楽章の美しさは類を見ない。

アナログの LP 盤を持っていたのだが、
検索してみたら CD にもなっているようで、
つい amazon で買ってしまった。

意外と録音が少ないのだが、
もっとたくさんの人に演奏して欲しいものだ。
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