金融リテラシーの基本と実践」
光文社新書, 2007.11.20
小幡績「すべての経済はバブルに通じる」
光文社新書, 2008.8.15
前者を読んで、最悪のタイミングで
株式投資や投資信託を始めた人も
多かったのではないだろうか?
そして、後者を読むと、
今の資本主義は「ねずみ講」であると書いてある。
えー、そうだったの?
最初からそう言ってくれれば、
恐ろしくて近寄る気にはならなかったのに・・・
どっちが正しい?
どっちも正しい?
勝間さんや竹中さんが言う
「金融リテラシー」というのは、
現代のキャンサーキャピタリズム、
巨大ファンドによる仕掛けの前には、
はるかに一周遅れなんじゃないのだろうか?
勝間さんの本の「おわりに」には、
サブプライムのことが少し触れられている。
>「相場は短期的に大きな下落がある」ことは
>「中長期的なリターンが望めない」
> ということではありません。
> 株、債権、投資信託などは、
> 上がったり下がったりを繰り返しながら、
> 統計的には必ず値上がりしていくのです。
買うタイミングについて平均すれば
そうなのかもしれないが、
たとえば、日経平均40000円のときに
株を買ってしまった人の資産が、
長期的に値上がりするのは
いったいいつになるのだろう???
そして、昨年末の本が出た時点で、
投資のプロであれば、
サブプライムバブルは、
かなりピークの段階に近くて、
いつ崩壊しても不思議ではない
とわかっていたはずだ。
それなのに、どうしてこんな
コメントを書いたのだろうか?
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