ずっと懐疑的だったのだが、
量子コンピュータの中でも、
量子アニーラと呼ばれる種類の草分け企業である
D-Wave 社が、次世代量子コンピューティングプラットフォームの
一般提供を発表していた。
と言っても、ハードウェアを売るわけではなく、
クラウドサービスとして提供するらしい。
それはまぁそうなのだろう。
気になるのは、
「ハイブリッド量子アルゴリズム」、
「ハイブリッドソルバー」、
「ハイブリッド量子ソリューション」など
全編にちりばめられている
「ハイブリッド」という言葉。
何と何のハイブリッドなのだろう?
量子アニーラの応用事例としては、
たとえば、昨年9月の OKI のプレスリリース
があって、
> 量子アニーラにより最適な装置配置を計算したところ、
> 従来の装置配置と比較して、平均28%の動線短縮を
> 実現する結果を得ることができました。
と書いてあるのだが、
これと同様な結果は、通常の計算機では
得られなかったのだろうか?
というのが気になるところ。
いずれにしても、量子コンピュータは
新しい局面に入った、ということのようだ。
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