肉牛の餌として流通してしまった問題。
政府、特に、農水省の対応に
過失があったのは明らかだ。
お茶などについて、原発からかなり遠くでも、
基準値を超えるセシウムが検出されていたのだから、
家畜の餌についてももっと早くきちんと調べるべきだった。
航空機による広域モニタリングも、
なぜもっと早く広範囲にできなかったのか?
宮城県にも一定の汚染地域があるというような情報があれば、
農家も自分で判断できた可能性があるのに、
稲わら汚染が明らかになった後、昨日になって、
文科省から宮城県のデータが出てくるというのが
なんとも象徴的だ。
今のところ、牛肉自体の汚染は
それほどでもないようだが、
肉牛農家に与えた被害は大きい。
国が全頭購入して処分する
という案もあるようだが、
こうしてまた、誰かの過失のために、
大量の税金が使われるのだ・・・
脱原発とか、再生可能エネルギーとか、
そんなことを言っている場合じゃない。
震災復興、放射能汚染対策、原発収束対策、
目先の個別の課題に、ひとつひとつ
もっと丁寧に立ち向かって欲しい。
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