ブログを読んだ。
一時期読むのをやめていたのだが、
やはり読むとためになるし、
気もちが前向きになる。
今回読んで面白かった記事は、
音楽産業の売り上げについて
CDが売れないのはいいとして、
ダウンロードなども含めて売り上げはやっぱり減ってるんだ、
と思ったが、コメントにもあるように
流通コストが下がっている分、売り上げが減るのは当然か・・・
利益はどうなっているのだろう?
もうひとつは Apple 対 Android
私も、大前研一さんのように単純に、
iPhone は Mac の失敗の轍を踏もうとしている、
と思っていたのだが、それは間違いだったようだ。
インパクトがあったのは、
PC のシェアだけ見ると、Mac のシェアは 7% 程度だが、
利益で見ると35% を取っているというグラフ。
Windowsの世界では、胴元の Microsoft は儲けているが
パソコンメーカーでは Dell と HP 以外は極めて厳しく、
勝ち組の Dell と HP にしても、
シェアは取っていても利益は Apple ほどは取れていない。
利益率の小さいレッドオーシャンと
利益率の大きいブルーオーシャンの違いが
如実に出ている。
Apple は Microsoft とは根本的に違い、
ハードウェアも含めた「experience」をユーザに
届けようとしているのだ。
携帯やタブレットの世界で
Windows にあたるのが Android で、
そこでは Google は儲かる仕組みになっているのだが、
端末メーカーが激しい競合の中で儲けるのは
なかなか難しい。
おそらく、サムスンとソニエリ?くらいしか
勝てないのではないか。
従って、Apple の Closed 戦略は、
ハードウェアまで含めてトータルに
experience を提供しようという目的とっては
一番適っていて、そこまで含めて、
iPhone/iPad は Mac を踏襲しようとしている、
ということなのだろう・・・
そしていま、Apple の時価総額は
3000億ドルで世界第2位だという。
まあ、結果論ではあるのだが・・・
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