日々の寝言~Daily Nonsense~

片岡義男の小説

このところ Kindle本を
つまみ読みばかりしている。

片岡義男の本は昔ずいぶんたくさん読んだのだが、
印象に残っているのは、お洒落な恋愛小説よりは、
波乗り小説とオートバイ小説。

波乗り小説としては、なんといっても

「波乗りの島」

オートバイ青春小説なら、

「彼のオートバイ、彼女の島」

だろうか。

「ロンサム・カウボーイ」

も、無頼な感じがよかった。

ハワイ小説としては、

「限りなき夏1」

も悪くない。

今、「彼のオートバイ、彼女の島」を読み返すと、
昔の気持ち、感覚が少しだけ蘇ってくる。

これは、何だろう?
言葉では全く言い表せない。

 * * *

「波乗りの島」は、不思議なことに
Kindle 本にはなっていないのだが、
なんと、青空文庫に収録されている。

片岡義男さんが公式に許可しているらしい。

他にも10冊くらいあって、
久しぶりに iPad を持ち出して
i文庫HD で読んだ。

いいなぁ・・・

 * * *

ところで、「限りなき夏」で検索したら、
クリストファー・プリースト
という人の作品がヒットした。

こちらも、なんだかおもしろそうだが、
残念ながら Kindle になっていない。

ハヤカワ文庫なのに・・・

しょうがないから英語版を買おうか?
でも読まないだろうなぁ・・・

コメント一覧

ぐれい
青い感性!
riri さん、おひさしぶりです!

> スチール製の本棚に片岡さんの
> 赤い背表紙が並んでる

いやー、うちとおんなじですね。
ページが日焼けしてしまっていて、
引っ越ししたときに、だいぶ処分して
しまったんですが。

> 当時の感覚とリンクして若い時の
> 研ぎ澄まされた青い感性が目を醒ましたのかな^^

そうそう、研ぎ澄まされではないですが、
まさに、青い感性!ですねー

riri さんが好きなタイトルはなにかなぁ?
riri
こんばんわー
前にぐれいさんが片岡義男さんの本が電子書籍で読める、って話しを書きましたよね?

あの時目の前がキラキラしたのを覚えてます。

私も片岡義男さん、たくさん読みました。
当時は本を開けば一瞬で海岸線の風を感じたものでした。

スチール製の本棚に片岡さんの赤い背表紙が並んでるのもお気に入りでした。


>今、「彼のオートバイ、彼女の島」を読み返すと、昔の気持ち、感覚が少しだけ蘇ってくる。

これは、何だろう?
言葉では全く言い表せない


ぐれいさんは海岸線の風を感じたのかな~^^
それとも当時の感覚とリンクして若い時の研ぎ澄まされた青い感性が目を醒ましたのかな^^

脳にも心にも良さそうです(笑)
あー、、
「脳」なんて言うあたり、当時に戻れるのは一瞬のようです(笑)
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