創価学会中心のハイテク兵器を使ったテロ「集団ストーカー」の告発

統合失調症に見せかけ殺人を行う無差別テロ。テロ目的ならまさかと思う事をやるのが軍事的常識。被害者の言を疑えば思う壺です

詩集

2020年01月23日 | その他、趣味、関連情報

「風姿花伝」  ~世阿弥の能論より


満月が冷たく冴える春の夜の
桜の散る花びらの舞う中で
篝火に照らし出された
柔らかい灯明の誰もいない能舞台
張り詰めた様な静寂の奥に
白妙(しろたへ)の如く年を古りても汚れない
少年の舞のような美が立っている
それは移ろう秋の夕日のさびしさにも香る

人は生まれつき精神に人間らしく生きるための
鮮やかな矜持の花を持っている
春夏秋冬の移ろいの中で時折々の花が咲くように
老いにも病の中にも映える花がある
しかし、この花は枯れやすく
散る時は桜の様には美しく散らない
闇の中に跳梁する魑魅魍魎を見れば
生きながらに鬼に堕ちた人間の心がある
丑の刻の冷えた夜に 御神木に恨みを託す
光を失い盲いた沼の如き煩悩が月明かりを汚す
闇に現れた鬼は底なしの常夜(とこよ)に踏み入れた己の狂気

新緑に散る桜が翌年にまた花を咲かせる様に
桜は桜らしく命を焦がして咲くからこそ麗しい
曙に霞立つ紅梅の匂いが歌人の心を潤したように
森羅万象の中で人の命も天地の何かを潤すはずである

オーストラリア生まれアメリカ育ちの
牧師の子であるニック・ブイチチ青年は
生まれつき手足が手の指ほど短く
おまけに脚は片方しかない身体障害を背負っているが
彼は小学校を一般の学校に通い
大学院で会計学の博士号まで取得した
当然、彼の人生は苦難の連続であり
自殺を考えた事もあったという
牧師の子でありながら身体障害者として生まれた事で
信仰の全てを否定した事もあったという
しかし、それら全てを乗り越えた今、
その経験を世界中の講演活動で語る事で
人々を感動させ、生きる勇気を与えている

彼は語る 
「人は誰でも人生の中で転ぶ事が多い。
私が転んだ時起き上がるのは至難の業だ。
しかし、百回失敗して諦めてしまったら
努力が全て水の泡になり絶望だけが残って終わる。
だから私は挑戦し続ける」 と

それを語る彼の顔は自信に溢れ清らかな精気に満ちている
その心はまるで満開の桜の様に美しい
寒さの厳しかった冬を越えた春の桜が
一際美しく咲くように
人間が人間であるために苦悩や苦痛と戦った末に
咲かせた花は森羅万象を潤し多くの人の心を打つのだろう

現世(うつしよ)には人間が人間らしく生きるために
今も誰にでも多くの障害が立ちはだかっている
少年少女の純粋さは誰にでも咲く美しい花だが
花と同じ様に時が経てば必ず散る
老いても病になっても咲かせられる花は
人生の苦悩と戦い打ち克って養分にせねば
美しく咲いて人の心を潤す事はない





「解放」 ~信仰と言うものについて

真夏の深夜のマンション建築現場。
骨組みの鉄骨が軋み合い、都会の多湿な空気を吸ってイメージを歪めている。
闇の中で建築現場は、その上に更に構築された見えない巨大な建造物の重圧を孤独に支えている。

クレーン車が持ち上げようとしているものは何だろうか?
人命より重い社会を作り続けるための一つのシステムだ。
置き捨てられ冷たく目を逸らされているように、建築現場は憂鬱に星の見えない夜空を見上げている。

私はこの深夜の建設現場に魅かれる物があった。

私の中で抑圧されている愛や魂やあらゆる人間的なものが、戦場のトーチカのように勇ましく武装して強く変質しようとしているが、それは単に殺伐で冷たい、狂気に近い孤独に過ぎず、まるで建設現場の剥き出しの鉄筋とコンクリートの様だった。

空は赤黒かった。砲撃戦の終わった夜の戦場の様に、分厚い黒煙に包まれた月食の様な月が、目を開こうとして赤い涙を流している。

やがて大粒の雨が降り始めた。

カタルシスと言うには程遠く、この名付けようもなく陰鬱な世界を極限まで限定しようとしている息苦しい感情が、大地を貫いていく重量に立ちくらみがした。


私は解放を求めている。

帰路、深夜にも関わらず、教会のドアが開いているのにふと気付き覗いてみた。
中には誰もおらず、広い屋内は空気がひんやりとして、多くの燭台に灯る蝋燭の火が優しく穏やかな静けさを作っていた。
蝋燭はアロマで出来ているのかラベンダーの香りで包まれている。
広いドアの真正面の教壇奥には、神々しいイエスの十字架が世界中の罪を許している。
私は深い安らぎと共に子供の頃のクリスマスを思い出した。席に座って安穏に浸っていると眠気が襲ってきた。

私は夢を見た。

氷の地平が拡がり 地平の真ん中を、青いせせらぎのホログラムが、雲へと垂直に流れ込んでいる。
傍に氷の椅子があり、人の形をした黒い旗が立ててある。白夜の空にはオーロラが輝いていて、少し離れた所に色とりどりの魚が泳ぐ大きな氷の箱がある。
優しい空気の中で景色は雨を待っていた。

やがて陽の光のような雨が降り出し、全てが美しく濡れていく。その映像は永遠の時間を持って続いていくようだった。

私は目を覚ますと、しばらく標高の高い高原にいた気分がした。
解放とはとてつもない高みの浄らかな静寂の事だろう。そして、なぜ人が神を信仰してきたか解った気がした。

人間は時に形而上の高みに行かねばならない。
神と名付けた何者にも犯されない聖域。
その理想郷で穢れを落として生まれ変わらねば、生の重圧に耐えられないのだろう。




「無機質な暗黒」~東京都現代美術館のあるリトグラフを見て


現代音楽のメロディーのような無常の海で
僕たちは漂流している
世界に在る愛や美は感傷を纏うhumanityもなく
僕たちの心の白い道化師たちは
いつの時代も変わらず
世界のシステムに苦悩している
闇のアスファルトに咽んでいる
短くなった煙草のように
僕たちの生は寒さの中の儚い火だ
雨の海岸でlifeという骨組みの船を
組み上げることに必死で、いつの間にか
僕たちは青空を見上げることを忘れる


―人間社会は
遺伝子工学のDNA操作や衛星電磁波による
脳のコンピューター制御を可能にし
遂に人間が人間である必要のない欲望を実現したー


時代遅れの近代が空虚な完成を未だに夢想している


一つの絵画がある

コンクリートとガラスで出来た雲に届く光る塔群
確かに広がる地平では、記号化に抗う自由と希望が
傲慢なメドゥーサによって石工細工の奔流に変えられている
沢山のカラスがそこに巣を作り、命の定義を投げかける
第一次大戦の戦場のように鉄条網に囲まれた山々の
その立入禁止の荒野には、産業廃棄物が始皇帝陵の兵馬俑の如く文明を守り、
赤いプラスティックの扉が声もなく立っている

荒廃したimageを俯瞰する鳥のように
私たちの意識の世界には感受性がない
感受性という深刻な経験がない
調和という成熟もない
いずれは成長もprogramになり
死という世界の終末も単なるformになるだろう
私たちはデジタル化された四角い空間に
数字として永遠に繰り返される
一つのtransactionでしかないのかも知れない
太陽が描きだす不条理に調和する
幾何学の一つの性質でしかないのかも知れない
初夏の陽射しには
医薬品のカプセルのように番号が振ってあり
富士山から溢れ出す光の彼方には
数学的に静謐な暗黒がある


また、もう一枚の絵画がある


クレーの描いた穏やかな街並みの抽象画では
家々は皆、暖かい赤い扉を持っている
私はこの赤い扉をクレーからいただき絵画を描いた
それはありきたりでシンプルなものだ
壊れた世界の断片を一つ一つ選んでは拾い上げ
自分なりにもう一度創ってみた

真っ白で統一されサンルーフから陽が降り注ぐ広い部屋
柔らかいソファーと観葉植物に囲まれ
壁には無機質なハードエッジの絵画が掛けられている
立て鏡には数字の点滅ばかりが映っており
窓から見える夕陽のエーゲ海には白い船が浮かんでいる

そこには古代から何も変わらない、生きる事の本質がある




※transaction・・・情報処理において分ける事の出来ないデータの塊、単位






「冬の目覚め」

鉄を砕く音が靄に響く

このヘレニズムの壺の世界に

まどろみは深い青

夜明けは私の意識を氷結させる

風は失明しているのか?

緑に変わる視覚に銀を注ぎ込む

生の次元から次元へと昇る浅い夢

湖の底を浮遊するように

私は何かを失った

ゴッホの描いた一足の靴を履くために

何かを失った

世界のぬかるんだ路を歩くために

血の管を通り抜け

出会う何かに目を覚ます

冷たい冬の朝

緑は光を呼吸し

やがて透明を連れてくる

冷たい冬の朝

夜の都会から切り抜かれた

真空の静寂に耳を澄ます




「夏 ―山寺への道を歩く」

真夏の夕暮れ時の杉木立

山寺への道はヒグラシが鳴くばかりで

夜露を含んだそよ風が汗を冷やす

杉の香の沈む静寂にふと夜のせせらぎの蛍を想った

岩に、遠景の谷に、夕日に

宇宙と一体化した様な、孤独な安らぎが滲み込んでいく

夏の夕日に佇む山寺の寂寞は

ひたすら瞑想しているかの様だ

古池の苔むした石から飛び込む蛙の水音が無に深い波紋を作った

この時、私は全く新しい感覚で感じた

森羅万象全てに意志が宿っている事を

それを命と呼ぶ事を

悟りが降りてきた足音を聞いたからだろうか




「In Harmony」


目覚めの時
彼女の声が太陽のように
彼の心に降り注ぐ
高床のコテージに届く優しい波の音
海岸からの風が窓を開けた彼女の
黒い髪をココナッツの香りで包む
二人の愛が夜の氷を溶かして
朝の草木は幸せに濡れている
熱いコーヒーが青い静寂の中の
二人の愛に深い安らぎを注ぐ

本当に美しい物は調和の中にある
自然と人間の魂との間の
オレンジを絞った様な南国の陽射し
白い砂浜と青い海
月の様に穏やかな人々の暮らし

Fiestaの夜
白銀の満月が椰子の葉を照らし
二人の魂は夜の海に帰る
砂浜に点るいくつもの篝火
決して炎は燃え上がらずに静かに
波の揺らぎに合わせて溶け合う
見つめ合う二人を優しく包む
透き通った少し冷たい闇
祝福された大地で抱き合えば
風のざわめきは神への祈りを運ぶ

人々の祀る神は太陽や森や海、精霊
王は魂を神へと遣わす神官
二人はカヌーに乗り神の島へと渡る
アヤナスピネルの魚達とダイアモンドの珊瑚礁
森の奥の鍾乳洞には黄金の三つの棺
熱い夜の夢から覚めれば
真っ青な空に虹がかかっている

本当に美しい物は調和の中にある
自然と人間の魂との間の
オレンジを絞った様な彼女の微笑み
熱い口付けと青い夢
南の島が見せる神聖な幻想

本当に美しい物は調和の中にある
自然と人間の魂との間の

全ての物に心があり自然の彩りを美しいと思う
その心に神は宿る
南の島の太陽と海と森
人々の暮らしは月の満ち欠けの様に穏やか



「秋の思想」


祭りの後の神社の境内のように
浄らかで侘びしさを孕んだ秋の空だ
木々の紅葉は成熟した愛の様に静かに燃える
真夏の灼熱が緑色の情熱を焼き尽くして
深い透明さの中に憂いと瞑想を沈めている
秋の長い夜の深い静寂は
真っ青に澄んだ海に沈んでいく白い彫像
寂寥が透明なガラスの向こうで静かな雨を降らしている

人間の文明が黄昏に長い影を引いている
己の信念の光のあたる場所に
影が付きまとっているのを気付く季節だ
時の流れより早く生死を回転させる生活の中で
見えてくる進歩はモノクロで五感がない
対立する反動と脆弱な均衡が苦悩を生み出している
テクノロジーと情報の暴走は
冷却し続ける生命のメカニズムを隠蔽している

散る寸前の十二月の紅葉
命がけの色彩の抒情に
信じきってきた理性は殺される
命が共鳴して美しい落ち葉の様に涙が流れるのだ

情念が何かを知れと訴えている
太陽と水に育まれ、四季の移ろいの間で
繰り返される愛や憎悪や苦悩の記憶の中で
死者を弔う様に見出してきた人間らしい真理や
古代から未来に繋がる知恵の集積と共に
破壊と建設の中で生まれ来たあらゆる「現代」は
山に転がっている石や岩と同様の物なのか

秋の光に包まれた京都高雄、神護寺の紅葉
今、彼女と繋ぐ手の温もりと鼓動が
ただひたすら、完全に純粋なリアリティーとして心を打っている
秋の美がますます切なくミステリアスな霊気を帯びて来て
魂をどうしようもない安らぎと詫びしさに染めていく







「カルト宗教」


共産主義と言えばかつては詩人達の理想だった
ランボーやロルカ、ネルーダ、エリュアール
昔の多くの詩人たちが共産主義に傾倒したが
当時はそれはそれで良かったのだろう
100年前までは全ての国の政体が子供だったから

マルクスの考え出した社会実験は
1991年12月のソ連崩壊によって大失敗に終わった
しかし、彼が19世紀の暴力団の様な資本家たちから
搾取されていた女性や子供達、貧困階級を解放するために考え出した思想は、
皮肉なことに国家権力を握った犯罪組織に悪用され
今、彼の思想が生んだ負の遺産が世界を破壊し続けている
これは間違いなく人類が永遠に歴史に刻み付けて置かねばならない失敗の一つだ

カルト宗教

世界革命の名の下に共産主義者達は
心理学や行動科学、神経工学、遺伝子工学に対する情熱的な研究で
人工的な悪魔を作り出した
彼らはこの悪魔達を、彼らの思い上がった人間万能の教義が激しく憎悪する
宗教家に化けさせ、「政治」の名の下に敵国民を騙し、自らの国を
破壊させる狂気を行っている

カルト宗教の教祖はプラスティックで出来た聖者のお面を被り
巧言令色にヒューマニズムと人類の進歩を訴え信者を集める 
そして、カリスマを演出する儀式や行動主義心理学
という人間を実験用ラットレベルに貶める魔法を駆使して

無知で道に迷った不良たちの欲求不満に幻想と幻覚を与えマインドコントロールする

教祖には謀略が性衝動と結びついた様な詐欺師の傑作が選ばれ
この人間達は元々共産主義国の謀略や洗脳など必要がないほど
宗教の善良性やヒューマニズムを見下している
本能に限りなく近い動物的な欲望を満たす「目の前に積まれた金、
倒錯したセックス、権力の絶対視」
そんな人間なら汚くて耐えられない場末の精神を好み
彼らが人間の強さを語る時、連想する物は魑魅魍魎や地獄絵図だ

その教祖が吐き気がするほどロマンティックなレトリックで
偽善や人類の空想的未来や神仏の漫画的曲解を語り
その香気が立ち昇る様な蘭言がいつの間にか
破壊活動の扇動にすり替わっている
教祖の周囲には本国から送りこまれたスパイや
連中にナチスのSSのように洗脳された犯罪常習者達が囲み、
教団をスパイとテロ団体に改造する

彼らは人間と食用家畜の区別がつかず、脳内では国や社会が
ハッキング目的のコンピューターシステムのように翻訳されている
そして、常に中世ヨーロッパの祭りの悪魔の仮面の様な微笑を湛え
蛇のように暗く冷酷な目で破壊のためのシミュレーションを繰り返している
彼らは人間の概念が半分以上欠落した機械として生きており
機械が機械しか認識できない様に、生贄の信者たちにプログラム言語を書き込み
爆弾でも投げる様に敵国社会と国民にぶつけていくのだ
しかし、その凶悪テロや殉教は悪魔の妄想のような教義解釈の
改ざんによって、神仏のためだったり人類の為だったりとすり替えられている

驚くべきことに、源流をたどるとこれらの惨事は
ごく少数の権力者の利益のために起こっている
マルクスは革命の正当化のために権力闘争による暴力と流血を
肯定する悪魔の呪文を思想に組み込んでしまった
その結果、彼が否定し覆そうとしてきた資本家等よりも
遥かに悪質な権力を生み出した
第二次大戦で人類は戦争の無意味さを思い知ったが
賢哲達はナチスとヒトラーの狂気を目の当たりにして
軍事と戦争が人間の頭脳を悪魔の如く乗っ取り独り歩きした結果、
人類を大量虐殺したのだと気付いた
しかし、共産主義者達は自らこそが社会主義を含めてヒトラーの
ファシズムにヒントを与えた失敗の根源だったとは気付かなかった
共産主義とは一人の孤独で狷介な人生を送った男が
書斎で書き綴った前衛芸術の様な知的遊戯を、神に代わる教義として崇めた
極めてナチズムに近い本質を持っていたからである
彼らはナチスとの戦闘の中で、途方もない人間達が化け物さえも
恐れる業火の中で焼き尽くされた後に、灰のように残った勝利という虚無、
勝利という墓場の読経に、LSDの幻覚とdeath Metalを
注ぎ込んで勝利に狂い、敵が拝んだ悪魔を崇拝するようになった
革命という「単なる記号」とドグマという「単なる公式」のために
敵国民だけじゃなく自国民まで無闇に殺害し始めた
戦争についての「扁平な観念」のために敵国民を騙し猟奇犯罪をやらせた
彼らはそれだけでは価値のない石ころや数学の数式のように
無意味な侵略をプログラミングされたコンピューターのように続けた
執拗に徹底的に、例えならなくても2+2=5が1+1=2になるまで続けた
手段が目的化しているだけでなく、その目的は深い意味やコンセプトを
拒絶した上位概念のない「革命」や「勝利」という単なるプログラムに過ぎない
まるで、屁の如く中身のない概念を正解をパズルを作る様にこねくり回す言葉遊びの一種だ
この極限までの単純さは、科学への狂信と化学反応して
人間から人間を剥奪しモノとなる事を善とする倒錯まで生み出した
遺伝子工学で凶悪犯罪者を人工製造したり、洗脳のために人間の脳を
電磁波で遠隔操作して殺害したりした
これは正に狂気以外のなにものでもない

人間はおそらく神を持たねばならない
神という象徴には人間の希望がこめられている
これを尊重する事は人間のより良い進歩に繋がるだろう
しかし同時に、人間を含めた多くの世界が独自の世界を持っている
この多くの世界が関係し合って世界が成り立っているという、昔から自明の事に対し
人文、社会科学に限らず、あらゆる分野でもう一度深い意味付けを行うべきだ
二元論のような絶対性はこの世には成立しない
これは「変わる必要性」と「必要ならば負ける必要性」を意味する
共産主義のような失敗を繰り返さないためにも
国家は人類の視点と自国より大きな目標を持たねばならない
政治とは良識に基づく物が最良なのは言うまでもない
実現が困難なのは、まだまだ人類が未熟だからに過ぎない
我々はより人間らしく生きるためにこの世に住み、生活しているのだ

どの民族であれ人間の本質は普遍である
人間の定義を問う者は、必ず世界に狂気をもたらすだろう







「ある夢 雨の描いたILLUSION」


雨の日の深夜
私の魂は洪水の音に目覚めて
闇の中の冷たく長い階段を
一段一段踏みしめるように降りていった
ゆっくりゆっくり降りていくと
だんだん コンクリートで出来た壁は青く溶解し
目は芥子の花の咲く空に触れる
熱帯の森
鳥の囀りが聞こえ
太古の百の幻が大蛇の瞳に落下する
皮膚は緑の汗で濡れ
腕を見れば
氷土からやってきた一羽の蝶が死んでいる
楽園は地下世界で凍結したシヴァの塑像の崩落から
砂漠の河を創り出していく
遠くから雨の声がやってくる 瞑想する赤い花たち
しかし
太陽は置き捨てられた廃墟のようだ
強い陽射しが一瞬陰り、遠くの方で
高層ビルの火の粉がネオンの溶岩流に降り注ぐ
幻影が現れては消える
私の血流は盲目の鳥となって黒く落ちて行く
夜は朝のためにあるのではない
いくつもの月のトンネルを潜り
風が運ぶ深い眠りのためのもの
夜は知覚の下に眠る名を持たぬ未知の森
今 雨が降り注ぐ そして 
ゆっくり目覚め覚醒していく感覚は捉える
この魂に降る雨と
巷に降る雨が
同じ色をしている事を

※シヴァ・・・シヴァ神。ヴェーダ神話に登場する暴風雨神ルドラを前身
とする。暴風雨は破壊的な風水害ももたらすが、同時に土地に水をもたら
して植物を育てるという二面性がある。








「太陽と月の時代」

ー2011年の日本に贈るー


太陽の時代は終わった

楽観的な予測と進歩へのポジティヴなヴィジョン
太陽が沈んでしまえば夜が訪れる
全てが暗黒に包まれた
築き上げた大街道と目指す到達点は確かにあるが
闇の中では何処に行き着くか判らない
旅人は夜が来れば宿に泊まる
我々は不幸なことに陽は沈まないと思っていたために
夜が来ても宿の場所すら判らない
昔の旅人ならそんな時どうするだろうか
旅人は未知の道を歩いているのだ

我々は確かにいつか夜が明けることは知っている
しかし、夜は危険だらけだ
狐火を連れた化け物共が聖者の振りをして
混乱した旅人達にマジックマッシュルームを食わし
天国にしか存在しない慈愛と
神しか持たない確信で地獄の谷へと誘う
また、日中に姿を隠しながら追跡していた
猛獣の群れが遂に姿を現すだろう
旅人達は夜が来て初めて太陽の有難さが分かるが
闇の中でも確かに大街道は続いている
しかし、旅人達は日中の習慣を変える事さえ困難で
闇の中で何度も道に迷い足を踏み外す

旅人達よ
夜が来ても太陽の時代を捨てず
ひたすら進もうとするが
月明かりが照らす草原の丘で一休みしてはどうだろう
ここでは自分たちのいる場所がよく判り
優しい光に照らされた美しい世界が見渡せる
自分たちの行くべき方角も新しい希望も見つかる
闇の夜でも月明かりが照らす場所がある事を知るべきだ
猛獣も化け物も旅人達を避けるだろう

やがては夜が明けまた太陽が世界を照らすだろう
月の時代に切り抜けた困難の経験を
太陽の時代に危機の備えと進歩に使えば
我々はまた少し目が見えるようになる
ローマ帝国もインカ帝国も突然襲い掛かった
天災の様な不可抗力にはどうする事も出来ず滅びた
太陽が沈み夜が来るように、
どんな時代になっても我々には
どうにもならない事が時として起こる事を知るべきだ
知っていれば同じ過ちを繰り返さないだろう
我々は永遠に完全になる事は出来ない

この想定外に突然訪れた夜をどう切り抜けるか
月の時代を生き抜く術は昔の旅人が前人未踏の道を
一歩一歩開拓した偉大な苦難と同じものだ








「カプセル薬」


僕の黒く滑りのよい机の上には
白とピンクのカプセル薬が一つあり、
それはまるで圧力に垂直し、
水平して存在する一つの宇宙だ。
時間によって無数の世界が開かれ、
時空はモンタージュされる。
(そもそも時空とは
ある存在によって意味づけられる)


この机の上にあるカプセル薬の白い部分、
僕の目は、
机の中に水平に沈み込みこんでいき、
空間と空間の間隙の地下洞を潜って
魂の数の太陽の下、
ルイス・バラガンの邸宅のような場所に辿り着く。
そのピンク色の壁は、
ピンク色の砂流に変わり、
無数の宇宙を生み出し戻ってくる。
深海魚の棲む深海の気泡に
毒殺される僕の僕と言う証拠
闇の触手が僕の存在の根源に触れる。
心臓が鼓動する向こうは無に響く雨が降る。
僕が精神の中で魂を発見するために、
物質的なあらゆるものを解体していくと、
抗うようにしてダリの蟻が、生と死のリアリティーに群がる。
豊穣な生命の営みの群像が空間の断片にフラッシュバックする。
僕は無音の高層ビルの下にいて、
インダス河に流れる死体の中にいて、
熱帯の密林を伐採する
ブルドーザーの中に立ち上り、
僕につきまとうあらゆる影の中に沈みこむ。
カプセル薬の白い部分は、
僕の魂についてのビジョンを
時空の中に点滅する様に生み出すのだ。


また、黒く滑らかな机の上の
カプセル薬のピンクの部分。
存在に対する違和感を叫喚している。
紫煙を紡ぎだし時流に咆哮する。
宇宙の点から迸る、太く緊張した
サム・フランシスの描いたパイプ。
原色が飛び散り空間を染め上げる。
平面から空間へと飛躍しては
津波のように押し寄せ、
繰り返されることはないが
停滞することもなく、
僕は永遠の存在になる。
北斎の画に僕の血流の構図を与え、
ムンクの死の幻影に
僕の神経質な思索の灰を与え、
デュシャンのニヒリズムに
カッティングを奪れた僕のギターのメロディーを与え、
僕は何度も消滅する。
窶れた色の僕の廃墟に雨を降らす。
季節は速度を速め、時の谷間に落下する。
僕は深閑とする古代の森の中に、
獣じみた太陽を見ている。
蝉の声が聞こえ、僕は亡霊となる。
岩の中で息づき、岩の微細な変化の中を過ごす
生あるものと死なるものの光を見る。
万物の循環の中で、僕の血は鮮烈に蘇り、
海と光と雨と風の中でうねり続ける。
このパイプはそれら全ては発色させるのだ。
カプセル薬のピンクの部分は
僕の魂の源流に繋がる永遠に、色彩を与える者達を
力強く表現する。


今、
机の上のカプセル薬はただのカプセル薬に過ぎない。
再構築された時空と物質とその名辞がフォーマットされ、
世界では元通りの静寂が復元された。
イマジネーションの暴動が終わった後
僕はカプセル薬を水と一緒に飲む。
僕の中で幾つものcosmosが創造されるだろう。




※2001年くらいに書いたもの。
 あの時期はアバンギャルドなものが好きだった。



「かぐや姫 2002年のBeat」

かぐや姫は物思いに耽った挙句、月に帰った
眩耀と黄金と、夢でさへ咲くかひなき紅花の罪を
結局は人間臭い権力闘争の中に清算して
天の羽衣のしがらみの中に消えた
傲慢な少しばかりの憐憫や思い出を痛快に灰にして
深く根を張った竹の様な成熟さを置き去りにした
ハリウッドの金のかかったSF映画のラストシーンを
B層が熱狂する月9ドラマの様に安っぽく、ペンキで描写するみたいに
それは虚しい結末だった

草も木もない富士山の頂きの上に未だあるあの無限の喪失
時の帝が傾国に血迷って何かとてつもなく大事なものを
焼き捨ててしまったのだ

2002年、イギリスの労働者階級がガレージパンクをかき鳴らしている
行き場のない欲求不満のギターリフが鬼塚ちひろの心を爆破し
その心の破片とシンクロしてきらきら光っている
世界の至る所に出来た大きな喪失は、誰も予測できない所で
一つのエネルギーとして収束している
世界を作っている頭脳達の失敗は、その大爆発によって白日のものとなるだろう
9.11のテロは始まりでも何でもない
奴らは全てを知っていて、世界の至る所で喪失を拡げようとしている
反動のエネルギーを増幅しようとしてるのだ

俺の心はいつから不協和音を鳴らし始めたのだろうか
この国の幻想を人生の切符みたいに掴んで
緑の大草原を駆け抜けるピカピカ光る列車に乗った

グリーンピースだとかは実は北朝鮮や中国と繋がってる似非環境団体で
ある種の緑色は危険な偽善の象徴の様である
この国の幻想に隠されているのは正に緑色の暗黒だった
危険な緑は紅の狂気を秘めて人間をメタンガスの炎で焼こうとしている
カダフィの思想が緑を名乗っていた様に
それは決して、始まりだったのではない
しかし、それは確かに俺の人生と同意義となった
そして死を孕む不明となった
そのあと、世界中が故障し始めた 間違いなく壊れ始めたのだ

かぐや姫は穢い地球の人間を思いやったせいで
罪としてしばらく地上の人間達と生活させられた
かぐや姫を育てた翁は竹の中から金を見つけて長者になった
貴族共の美しい復讐劇は常に冷酷な魔界のイメージを宿す

今やかぐや姫はコピー機で大量に複写され
毎晩ポリ袋と一緒に焼却されている
世界中の誰も彼もがかぐや姫をコピー機で複写しては
ポリ袋に捨てて焼却している
この国の御伽噺をコピー機で複写しては
ポリ袋に捨てて焼却しているのだ

小泉純一郎と竹中平蔵がTVで構造改革を力説している
規制緩和と自由競争と小さな政府こそがバブル崩壊以後の
失われた10年を終わらせると
ホリエモンなる拝金起業家が現れ、時価総額10兆円の企業を作ると嘯き
脱法行為を繰り返しながら、フジテレビに敵対的買収を仕掛けている
メディアはアメリカの悪党かぶれのこの男を時代の寵児と称え
愚か者は英雄児だと喝采している
「新しい時代を作る若者」「勝てば官軍」「勝ち組」だと
全てはバカバカしい芝居である

本場アメリカじゃ、その経済システムが世界を巻き込んで数回の不況を作っている
ウォール街と多国籍企業が政治家を買収して自分達に都合の良い法案ばかり作らせ
累進課税を否定する減税法案によって上位1%の富裕層に富が集中している
真面目に働く中間層が没落して、税収の低下が低所得層への再分配を不可能にし
恐るべき格差社会が経済成長さえも阻害している

この壮大な演劇の舞台を創り上げた時代の黒い舞踊は
万物からあらゆる微細な色彩を奪った 生活から音楽から夜景から潮騒から
俺達の朝焼けの様な微熱さえも
ジャンクフードみたいな腐敗物質に分解して消滅させた

その場所から俺達は再び出発する
灰色の死体みたいに沈黙して 恐怖を毎晩洗濯しながら
東京、ニューヨーク、ロンドン、北京、パリ、バンクーバーと
俺達の寝息を窺う都会の臭い幻想や虚無の牢獄から
少しでも正しい道標を必死に探さねばならない
不死の薬を人工呼吸器に変えて もう見えなくなった夢物語を尻目に
オリコン1位のヒットソングを口ずさみながら 項垂れることを懸命に拒みながら
それでも再び 何かとてつもなく大きな不安に苛まれながら
かぐや姫の幻想に手を伸ばすように、一歩一歩歩き出さねばならない

※紅花・・・ベニバナ。キク科ベニバナ属の一年草または越年草。紅色染料や食用油の原料として栽培される。口紅としても使用され、良質な紅は赤色の反対色である玉虫色の輝きを放った。

      



「美しきスパイへのラブレター」


Kさん、君を俺に対するセクハラ冤罪工作員にキチガイの枢軸は
任命したようだね。俺に見せつける様にパンティーをチラチラ見せる。
其の行為をどんな気分でやってんだ? 
人間を動物や虫に貶める事が世界を救う魔法と教える唯物論の
俺は荒廃した動物実験のマッドサイエンティストの絶望的な共産主義者の
何十年も前に死に耐えたはずの亡霊的犯罪者の性奴隷の犠牲者だ。
君は安物のBVDのパンティーに八つ当たりの様な憎しみを込めて
俺の面を思いっきり何度も張る。
その感情を俺がしっかりキャッチして家族が死んだ時の様な涙と共に
精神の奥底に墓石の如く沈めないとならないんだね。
それはきっと世界が続く限り無くならない空虚な墓地だろう。

俺は期待している。
物語に見せかけた不気味なドキュメンタリーを。
それは人間がどこまで堕ちれるかを描いた昔話でもある。
そして、俺は興味がある。是非、死ぬ前に見てみたい事がある。
人間は何処まで人間でなくして生きる事ができるのかを・・・・
冥土の土産に化け物の狂気を一つ理解して行こうと思う。

人間を変質させるものは決してウィルスの如き微細な生物じゃなく
心中の悪霊である。体が弱れば蝕まれるように、人間が堕落すれば
心に悪霊が宿る。 我々はそれになかなか気づかないが、
人間には言葉という便利な道具があるからね。
でも、何も悩む必要なんかない。 個人的には別にそれでいいと思う。
何故なら、この世には実は何もないからだ。
この世には概念しかなく、それは地球的には何の意味もない。
限りなくゴリラに近い動物混じりのマッチョ野郎なら、
金や女、車、麻薬、パチンコに焼肉屋以外興味ないと言うだろう。
でも、見えない物を見えるように言葉で具現化したのが今見える世界だ。
生きる事の付属物の事を人々は「幸福」や「不幸」と呼ぶ。
しかし、そんなものは人間がこじつけた意味でしかない。
この世界には人間が言葉で名付け、定義した概念しかない。
本当はそんな事すら無意味なんだけどね。
そして、この文章もカルト宗教の狂ったドグマみたいに「意味不明」だ。

君の工作と称した気持ち悪い演技も所詮、馬鹿が全力で考え出した
押しつけがましい死人の発狂だ。世界の終わりを告げる鐘の音だ。
君も俺も馬鹿の失敗が生み出した化し野の煙の様な虚無の中毒患者だ。

だから、俺は君を全力で愛して死にたい。
そして一緒に、価値なんて精神病者の妄想の中にさえない
第七サティアンの松本智津夫の様な生贄になろうよ。
キチガイ的無意味に憑かれた強迫神経症者共に捧げるのだ。
俺は君を本当に愛してる。

※Kさんはキチガイカルト宗教狂信者の完全に頭のいかれた韓国人です。



「平成が終わった日」


嘘で塗り固められた世界に新しい夜明けが訪れた。システムは昨日の海の様に得体の知れない力でその姿を変える。
得体の知れない力と書いたけど、調べてみれば人間の欲望や思想が渦巻いて創り出したものの様だ。

人間の意志のせめぎ合いが嵐や平穏を作り出しているのに「現実だから」はないだろう。悪に金箔を貼りたがるのも偽善ではない。でも、システムはそれだけでは動いてはいないらしい。美しいものは美しいし、正しい事はやはり正しい。

純粋な女の子が言ってるよ。「死にたい」って。君は間違っていない。本当に気の狂った大人達が間違っているんだ。君の美しい魂の光は俺に人間という存在に対する希望を与える。システムは完璧じゃないし、歴史を見れば最悪の狂気が支配する事もある。それでも過ちを繰り返しながら、少しづつ成長して行っている様だ。

人間はちっぽけな存在だと言うけれど、人間は生まれ変われるし、越えられない壁に囲まれたって正気でいる事が出来る。未来が見えなくたって、辛抱強く耐えられる。夜も眠れないほど深刻な問題に直面したって、逃げずに立ち向かう事が出来る。

ある「お人好し」が闇に葬られた話を最近聞いた。その死を見て空しいと思うのは、当事者じゃないからだ。その人の事をよく調べてみればかけがえのない遺産を残しているかも知れない。闇の力で魑魅魍魎に変質して生きている人間より、多くを語られねばならない人生を送ったかも知れない。イメージに騙されてはならない。その死には希望の光さえ宿してるかも知れない。

平成が終わり、令和になる。
嘘で塗り固められた世界に朝日が昇っていく。
嘘と真実が近づくか、それともますます乖離していくか分からないが、相変わらずの世界に朝日が昇っていくよ。

人生は確かに儚いけど、俺は尊いものを死ぬまで愛していたい。美しいものに死ぬまで絶望しないでいたい。希望なんて無くても、ほとんどの人間が生まれつき善良である事を信じていたい。
そして、人類の進歩に期待していたい。




「海」

~私は創価信者の心の奥にこんな地獄絵図を見たのだ!


奴らの世界には空があった。

宇宙から降り注いで来る悪魔を崇拝する女のナルシシズムの重力と
猟奇殺人を快楽で行うオヤジのヒロイズムの遠心力に耐えきれず
今にも黒い雨を降らしそうなヒロシマの雲が
生命の根源から感じさせる薄気味の悪い違和感を懐妊していた。
それは病的な集団洗脳の抽象画みたいな空だった。

光、バランス感覚が破綻したナチスの崇高さの様な光はまるで
スターリングラード攻防戦の後の、文化大革命の後の
ベトナム帰還兵の行き場のない心的外傷の果ての
感覚の死んだ荒野に死神がじっとりと降らせる虚無の様に見えた。
そして、犬でさえも逃げ出し、人間だけが耐えられる紅い煉獄の
この空が孕む太平洋プレートの歪みの様なストレスは
慟哭の一滴をポツリとも漏らそうとはしない。

風は西の方から渦巻き、捻れ、時に紅衛兵の口喧嘩の様に
ガリガリガリガリとエルンストの石化した森をざわつかせている。

化け物の地下帝国から湧いて出るフラストレーションの泉から
妄想狂の瞳孔を東西に吊り上げて
錆びたゼンマイを巻いた様に耳障りな音を立てて飛び発たせるその両眼は
罪と罰という名辞を濫発しては無風の空間を虐殺しようと
赤・青・黄に腐乱した題目をべっとりと時間に塗りつけている。

世界中の人間の感動と涙を破壊し続けるその粒子一つ一つは
卑猥な涎を垂らした聖職者が酒と女陰と権力と犯罪に溺れるが如く
斬り落とした釈迦の首が奈落を転がる暗黒の闇の中で
己自身が虐げた魂の自律が出口を失い、 取り返しのつかない罪業の果てに
自己満足の正当化とそれに飽きたらぬ転嫁、
つまり「洗脳」や「粛清」という業病を永遠に繰り返している。

地には茨ばかりの小さな庭。
その隅っこは、嘔吐で腐り、精神の錆びたギロチンを乗せている。
何のためのギロチンだろうか。
その周囲では火刑によってのたうち廻る子供達が悲鳴を上げている。
それを乾ききった表情で冷血に笑うのは錆のない唯一の部分、
つまり自己愛のアパッショナートで焼き入れし、倒錯した権力欲で研磨された光の屈折だ。
集団洗脳で病的興奮した誇大妄想のエクスタシーだ。そこに無数の蠅が集る。
煩悩まみれの男と妄想性障害の女の自惚れと復讐が、
動物的な湿気を帯びている。

羊という羊を駆逐し、犬の淫靡な舌と歯ばかりをオブジェにした神の牧場。
人間が作りだした今風の道具で、人知を超えんとする無知の驕慢。
何万という預言者の赤い血で錆び付いた刃を
今にも勃起する高層ビルを分娩しそうな猥褻な東の空に向け
そのギロチンは重たい焦土の光景に歪む。

神の権力を独占した女法皇が幻覚の後光の中で
鏡に映る己の姿に見蕩れる様に罪と罰という名辞に性的倒錯をおこし、
繰り返される絶対的無欲に化粧されたジェノサイドが
私腹を肥やす悪魔のシステムの中で、
どす黒く塗られた歴史の1ページの中で、
幽玄と佇んでいる。

この哀れなる使徒は性衝動の赴くままに
崩壊する世界のマゾヒスティックな悲鳴に恍惚しながら
罪状を読み上げてはその雷を振り下ろし続けるのだ。
そして、この世界のどこかにある首都は今まさに紫に発狂する。
紫に発狂して、人間の苦痛を表象した悲しい空が
パズルを壁に叩きつけた様に荒野に落下していく
・・・・・・・・・・・・・・・・

奴らの世界には海という物が何処にもない。
奴らの気の狂った文明は羅針盤という希望さえ産み出さない。
生命を育んだあの広大な歴史の潮騒は
奴らの精神から一切聞こえてこない。


※「勃起する高層ビル」とは↓この詐欺師のブログタイトル
より頂きました。

勃起する超高層ビル | 押川剛 公式ブログ (oshikawatakeshi.com)

※補筆ートリスタン・ツァラのダダイズム論(1950年)の翻案

数十年続いた悪質な権力は終わりのないものの様に思われ、
人々はその終結を予見できないでいる。
そして、特に、近くから見た時、この権力はますます
拡大するように見え、実際以上の比重を持っている。

我々はこの悪質な権力に絶対に反対である。
だからと言ってユートピア的な平和主義の
安易な罠に陥ることはないが、どうしたって耐えられない、
人間の尊厳を当然の如く踏みにじる権力に
何か一言でも発する必要がある事を知っている。

生きる事の苛立ちは大きくなり、嫌悪が、
東アジア政治の後進性の全ての形態に対して、
その基盤そのものに対して、論理に対して、
言語に対して向けられた。
そして、そこから生起した反抗は、グロテスクなものや
不条理なものの方が美的価値よりはるかに勝るという
形態を取るに至ったのである。






「戦争について」



政治屋が 平和の金箔重ねるほど
万物の涙 黒いミルク
 
※黒いミルク…パウル・ツェラン「死のフーガ」より。



生死を彷徨い見た景色 幽霊が嘆く人間の荒野



村を焼いた若き日本兵 戦場の混乱の中で
ふと、手桶で燃える我が家の火消す老婆の姿に
故郷の母の面影を見た



戦場の満月 トラークルの苦痛と神秘を諭す



戦場の幻覚の中で娘を犯した
ベトナム帰還兵
朝焼けの通りの静寂と
戻って来ない罪によって頭を撃ち抜いた




あの世はないと知った日 森羅万象よ輝くべきか



潜伏20年の極左テロリスト 粛清を思いながら
ふるさと偲ぶ南部ロックのバラードに泣いている
ケイジャン料理屋













<他、俳句・短歌形式>

・ひぐらしの夕立止んで一刻 山の霊気に沈む 風鈴の音香っている

・なぜ桜とせせらぎがこんなに美しいのか哲学の道

・新緑を描こう失われた思い出や故郷の夢の廃屋に

・飼い猫すらも人の道を教えている

・子供の日 人間の愚行に黒く歪む新緑も
 幼き甥の純粋に触れて眩しさ取り戻す








<歌詞>

「TIME IS BREAKING DOWN」
(1996年作曲の歌詞の手直し2016.3)


また、月が欠けてきたら
君の口笛聴きに行こう
僕が失ってしまう前に
風の音が大きくなる

バーボンの色がシンクロして
丘の上に一人
炎の闇が見えるだろう
君は風の中 きっと

TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN

You will exist in somewhere.

緑の雨が止んだら
君を探しに行こう
過敏過ぎて 石になった
疲労と倦怠は捨てて
 
ゆらりゆらり見えては消える
空気の水晶玉
夏の闇の中に咲く
幻想の花 香る

TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN

You will exist in somewhere.

ゆらりゆらり見えては消える
空気の水晶玉
夏の闇の中に咲く
幻想の花 香る

TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN
TIME IS BREAKING DOWN

BREAKING DOWN
BREAKING DOWN
君はきっといる
世界にきっといる




「場所」(2006年作曲の歌詞の手直し2016.3)

君から嘘をばらされた時
僕はそんな事は知っていたけれど
間違いを犯していたのは僕だから
それでも繋がっていたのだろう

二年ぶりにあった君からの電話
どんな気持ちだったのかは知らないけれど
深く立ち入らせなかった君だから
僕も同じ様にさせてもらった

信じる事のリスクは高すぎる
君の説得力なんて詐欺レベル
いつかお互いの利害が一致しても
そこはきっと何も生まない場所

愛するキレイな世界は全て
本当に血が通って生きているか
コンクリートの強さの様に脆い
生きるための意味はすべて
なぜか悲しい It never rains.

愛と言う言葉が光っていた時
三日月の様に闇もはらんでいた
価値と言うものを僕は知っていて
君は本能と言うものを知っていた

人は欲だけで生きているんじゃなく
心でも生きている事を知って欲しい
君の生き方にはいつか空虚が訪れるだろう
その時、純粋の美しさを知るだろう

君のビジネスなんてとっくに知れている
どす黒い物欲を綺麗な言葉に変える
君の幸せはシャネルの香水みたい
君の心は美術館みたいに寒い場所

幸福って自然の調和の様に
海の満ち引きの様に安らかだろう
眩しい場所には危険が付きまとう
誰かの不幸で手にした夢は
キレイな荒野 It never rains.

誰かが凄い速さで回している世界の中では
現実に目を奪われる
誰かと作った心の触れあう神聖な場所は
忘れてしまった故郷
そこは生きる尊さを教える

君のビジネスなんてとっくに知れている
どす黒い物欲を綺麗な言葉に変える
君の幸せはシャネルの香水みたい
君の心は美術館みたいに寒い場所

愛するキレイな世界は全て
本当に血が通って生きているか
コンクリートの強さの様に脆い
生きるための意味はすべて
なぜか悲しい It never rains.

It never rains.

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詩集2

2020年01月23日 | その他、趣味、関連情報

以下の記事の続きです。

詩集 - 創価学会中心のハイテク兵器を使ったテロ「集団ストーカー」の告発


「長島の一向一揆」

昨夜の事、俺は長島の一向一揆について少し考えてみた。

特に深い意味はない。

俺が小学生の頃、マンガ日本の歴史という本が非常に好きだったのだが、

このマンガの安土時代の巻に長島の一向一揆の話が書かれていたのをなんとなく思い出したのだ。

このマンガによると、長島の一向一揆では筵旗に鋤、鍬を持っただけの何万もの農民達が、

第六天魔王織田信長に一人残らず殺されたという。

小学生の俺はこれを読んだ時、信長は本当に悪い奴だ、悪魔だ、明智光秀に殺されて当然だと思った。

しかし、このマンガでは明智光秀もそれなりに悪党に描かれていて、

光秀が秀吉との戦い、山崎の合戦に敗れ去って落ち延びる途中、

落ち武者狩りの農民に竹槍で討ち取られるシーンは実に空虚に画かれていた。

光秀は雨降る山中をたった一騎、疲れ切って彷徨っていたのだが、

突然、背後からドスッと一突き、ヤクザの様な形相のオヤジに竹槍で突かれてしまう。

その時の力なく絶望的な光秀の表情を云十年経った今でもありありと思い出せる。

光秀の顔は青ざめて「無念」の一言もなく、哀れというより無様であった。

その上、農民はオヤジ一人ではなく、その後わらわらと現れて出て来ては次から次へと光秀を竹槍で突いた。

褒美だ、褒美にあずかれると小躍りしながら。

この巻は「光秀の天下は九日天下に過ぎなかった」と締めくくられていたが、

俺がこの言葉を思い出す時、荒れ果てた荒野を虚無僧が独り寂しく旅路を往くイメージが思い浮かぶ。

しかし、このイメージは不思議なもので、これが戦国時代だとかこの世は諸行無常だとか

そういった世界や人生の根本原理を追求するものではなく、

なぜか、中学生の時ハマった国木田独歩の「武蔵野」の詩的風景と重なるのである。

ちなみに、史実の長島の一向一揆とは、信長と本願寺との戦いの一連のプロセスで起きた

伊勢、尾張国境付近の合戦であって、農民達が筵旗に鋤、鍬を持って戦った様な悲壮なものではないらしい。

甲冑を来た本願寺門徒衆が弓隊を指揮し、先端兵器の鉄砲を大量に装備した土豪達が

物量で信長軍を苦しめたのみならず、作戦は巧緻を極め、軍司令官の柴田勝家を負傷させたり、

猛将氏家卜全を戦死させたりしたという。

つまり、農民対大名の戦いじゃなく、実態は大名対大名の戦いだったのである。

かといって、俺は漫画と史実の差に腹が立ち隠された政治的陰謀を推理したり、

俺に嘘を教えた出版社の企画やマーケティングの謎について思惟を巡らせた訳ではない。

俺にとっては小学生の頃に読んだマンガ日本の歴史の絵やストーリーが

一つの楽しい思い出であって、その思い出に浸ってたのだ。

俺にとって長島の一向一揆とは、筵旗を掲げ鋤、鍬を持った可哀そうな農民達が

第六天魔王の織田信長に一人残らず殺されたものでなければならないのである。

この様な不条理を受け入れる事は人間よくある。

他にも俺はピーマンが好きである。これは昔から常々公言していた事で、

人に好きな野菜は何ですか?と訊かれたら、必ず「ピーマンです」と答えていた。

しかし、二十歳くらいの時、実はあまり好きでない事に気付いた。

自炊の際、艶々したピーマンをしみじみ眺めていた所、ある記憶が浮かんだのである。

小学校低学年の頃、弟はピーマンが大嫌いだったが、俺は弟へのライバル心や

ゆくゆくは一家の長たらんと欲する責任感で、弟の様にピーマンが大嫌いではいけない、

ピーマンが大好きでなくてはいけないと自己暗示にかけていた事を思い出したのである。

この様な不条理は他にも沢山あって、俺にとってほんの氷山の一角に過ぎない。

ところで、俺が二十代の頃、ある企業でバイトしていた時の話だ。

送り込まれた職場がひどい所で、ジャイアンそっくりの顔と性格をした

アラフォーのオヤジが職場の管理をしていた。

このジャイアンは商品を勝手にクスねて売り上げを横領したり、正に本物のジャイアンの如く

スネ夫の様な舎弟を従え、「暇だから」という非現実な理由で以て、

気に食わないバイトに因縁を吹っ掛けては部下共にイジメをコマンドしていた。

俺も随分、ジャイアンの蛇眼にロックオンされそうになって神経をピリピリさせていたが、

取り敢えず大好きな飴玉を買ってくる使い走りをして難を逃れていた。

しかし、俺が助かっていた理由はそれだけでなかった。

ジャイアンや舎弟共が狙いを付けた二十歳くらいの娘がその時、

小さな王朝全体の粛清ターゲットとなっていたのである。

まるで魔女狩りの様だった。

仕事についてあらぬ因縁を吹っ掛けられては罵詈雑言を浴びせられたのみならず、

お前がデブなのは罰当たりだとか祟りだとか理解不能なセクハラまで受け、

その光景は乱世の中世ヨーロッパの荒野か動物園の様だった。

舎弟以外にも忠誠を誓う社員やバイトが暇が出来ると娘の所に行き、

幼児か猿の様なイジメをしてジャイアンの興を買おうとしていた。

言わずもがな、それに対する賃金は支払われない。

どうも閉鎖的な空間でこの様なファシズムが発生すると、宗教的トランスにまで

立ち至るらしく、終いには踊る阿呆に見る阿呆、阿波踊りの如き集団ヒステリーとなっていった。

それとシンクロして、イジメも一線を越えて行く。

そして、ヒステリーがエクスタシーに到達した時、その娘も精神的におかしくなって倒れた。

本当におかしいのは、ジャイアンとその舎弟共なのに。

しかし、その時、驚くべき光景が変態研究所に生起したのである。

イジメの総司令官であるジャイアンが驚いた顔で娘に駆け寄り、介抱し出したのである。

腐って倒産寸前の企業だったから、ジャイアンは断じて責任を問われる事を恐れた訳ではない。

また、変態でホモ臭のするオヤジだったから、娘を愛人にするために策略をめぐらせた訳でもない。

そもそも、ジャイアンはそんな複雑に思考するオヤジではない。

ジャイアンは急いで救急車を呼び、何度も謝って娘を病院に送った。

第七サティアンも閉店作業みたいにトーンダウンし、一刻ばかりノーマルモードにシフトした。

ビックリしたのは俺だけではなかった筈だ。

しかし、職場の人間は何故か皆、口を噤んだ。

この摩訶不思議で不条理な現象について俺はしばし考えた。

ジャイアンは本当は娘をイジメたくなかったのではないだろうか。

もしかしたら、ジャイ子の様な妹がいて単細胞の動物なジャイアンは娘が倒れた時に、

初めてジャイ子の事が脳裏に浮かんだのではないだろうか。

つまり、俺の中にあったピーマンと同じの類の不条理が突如、湧いて出たのではなかろうか、と。

ひどい憶測だが、そう思った。

ジャイアンみたいに限りなく動物に近い変態なら、

その程度の意味不明な心理状態になるのは当たり前だからである。

俺はこのブラック超えのキチガイ企業を2か月程で辞めたが、

その後、まもなくこの企業は会社更生法を申請して倒産した。

この企業自体がそもそも不条理に満ちていたが、経営陣も本当は潰したくなかったのに

潰れる寸前になって初めて潰したくない事に気づいたのかも知れない。

人間はその様な不条理を簡単に受け入れるものだからである。




「渋谷ステーションの午後9時 ※要検索」

土曜日の夜、全ての儀式が終わった様だ。
日曜日の午後3時、歌舞伎町を永遠の生の悲しみで歩く。
俺の心はもはや何も感じない。
色んな立場の奴がいて、色んな事を考えているとか思ったが、
俺の頭は電波障害に遭ったみたいにそれ以上思考しない。
キャバ嬢にポン引き、腑に落ちない観光客、役所の連中、デパ地下の婆さん。
俺が土曜の夜目撃した亡霊のあいつらの面影が重なる。
あの亡霊共はVOODOOの悪魔崇拝のストーカー共だ。
今夜も尊師に生贄を捧げるのだろう。
いかれた戯言を書き綴ってる様に思うだろうが全て事実だ。

「戦争は終わったのだ。我々の勝利だ」。
あいつらはいつの間にか、完璧な肉体を持った軍人で、
完璧な知性を持ったエージェントを名乗っている。
おっとここでストップだ。これから先は呪文の世界だ。
あの都庁ビルより高い御嶽山から降って来る溶岩の世界だ。
女達が奇声を発して笑っている。
でも、もはや、俺の心は何も感じない。
俺の頭は電波障害に遭ったみたいに動かない。

都会は決して孤独な場所ではないんじゃないのか?
苦悩が渦巻く絶望的な世界じゃないんじゃないのか?
それぞれの立場の人間達がそれぞれの立場で色んな事を考えている。
それが信念とか価値観とか現実とか大袈裟すぎる。
とにかく、土曜の夜に全ての儀式が終わった様だ。
俺はアンドレ・ブルトンに退行し、もはや何も感じない。
永遠の生の悲しみに生きるのだ。こんな駄文は記録しない。

ところで、新宿御苑は自然豊かな場所ではない。
しかし、かといって、槍ヶ岳の麓は美しい自然ではない。

靖国通りを皇居に向けて歩き続けても俺の心は何も感じない。
これがある意味、都会的孤独なのかも知れない。
このままあいつらの支配から脱して、潮騒を聴きに行きたい。
でも、今の沖縄は決して癒される場所ではない。
本土決戦の時の様に山々の神が嘆き苦しんでいる。
結局、今の俺には世界中どこ探しても安らぎの場所はないのだ。
都会は決して孤独な場所ではないのに、なんでこんな艱苦を
味合わねばならないのだろう。
中国では毎年PM2.5で100万人もの人が亡くなっているが、
俺の苦しみは公害認定されないその人達と同じものだ。

俺は何もしていない。憎悪や怨嗟を受ける筋合いはない。
土曜の夜の亡霊共は怪談の亡霊より悪質だ。

奴らが本当は生身の人間だからこそ、亡霊よりタチが悪いんだろ。
奴らの世界には海も山も東京スカイツリーも床屋もマックも銭湯もない。
いつ、俺の心に安らぎが訪れるのだろう。
いつ、俺はまともな詩を書ける様になるのだろう。

今夜も奴らの儀式の日だ。
俺は自慢の舌先三寸であの英雄豪傑共と決戦しなければならない。



「タイムポエム〜1998"第百十四革命日"の彼方に」(創価学会の電磁波犯罪者で在日朝鮮人女の通称"中二病のスイーツ女王様の風船おじさんのエド・ゲインの自閉症の痴漢常習犯の死刑判決で鬱病自殺"のための詩)

タイムポエムは全てを飲み込み全てを吐き出す トカトントン トカトントン

黒い結界体に入れ 人生決意したあの頃よ 

サーカス小屋の高い梁 吐き出された一と殷盛り そこに一つのブランコだ

見えるともないブランコだ トカトントン トカトントン

愈々やって来ましたこの時が

有能なの?見定めたい 探ってみたい君のNO

観客様はみな鰯

屋外は真ッ闇 闇の闇 夜は劫々と更けまする

右脳左脳がバトルしている 渋谷ステーションの午後9時 ゴングはずっと前に鳴らした

着地しない会話NOノスタルジアと トカトントン トカトントン

幾時代かがありまして 人類最後の裏切り者よ 

幾時代かがありまして 吐き出されたこの偉業の失敗

近くの白い灯が安値い言葉と息を吐く

この翳した右の掌は 衰弱した百の手段の論理的証明

トカトントン トカトントン

汚れちまったこの夜に 今日も小雪の降りかかる

汚れちまったこの夜に 君の裏切りは計算に入っているのだ

汚れちまったこの夜に この場から消えるがよい

汚れちまったこの夜に 今日もタイムポエムが吹きすぎる

・・・・・・・・・・・・・・・・・


私は26年前から1歳も年をとっていない

毎日頭の中のタイムマシンであの日からやってくる


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