わいわいサロン

思いつくまま、気のむくままに綴ってます!

「麒麟がくる」大河ドラマ終わる!

2021-02-11 12:17:45 | Weblog

「是非もなし!」
本能寺の変・・・あの織田信長の最期の名台詞。
大河ドラマ「麒麟がくる」が終わった!

信長の正妻「帰蝶」役の女優があろうこと大麻で
逮捕、また、新型コロナ問題で撮影延期、異例
ずくめでスタッフ出演者も大変だったと思います。

しかし内容はすばらしかった、長谷川光秀の
凜としたたたずまい、染谷信長、こんな
うまい俳優さんとは知らなかった。
玉三郎の帝、滝藤足利義昭、その他中国大返し
の蔵之介秀吉、ほかの俳優さんも見事役に
なりきっていた。本木マムシ道三もよかった!

それとオープニングのオリジナル曲と映像が
すばらしい!長谷川光秀の苦悩する表情?の
アップ画像、シルエットで馬にまたがった
スローテンポ画像に重厚な曲がマッチして
とても良いと思いました。

やがて戦い終わり戦場にたたずむ人物、まるで
一つのストーリーを観る思いで秀逸です。
演奏はNHK交響楽団。さすがですね。   

架空の登場人物 駒、東庵、伊呂波太夫、
菊丸等の出番が多すぎ、肝心の「本能寺の変
をもっと丁寧に描いて欲しい」と云う意見もあり、
同感です。後半最大の見せ場、本能寺の変を
もっと観たかった。

戦国史最大のミステリー、知将光秀はなぜ
謀反を起こしたのか?

家康の接待係りを仰せつかり、信長が皆の
面前で理不尽な難癖をつけられ、恥ずかしめを
受け怒り心頭(ドラマの中で長谷川光秀がかっ
と見開いた抗議の形相は圧巻でした)

世に云うこの怨恨説、歴史学者はそうでは
ないと否定的です。

その他、野望説、黒幕説等諸説あるようです、
それと最近の古文書が発見され、それによると
本能寺の変に光秀は加わってはいなかったとか・・・

本能寺、燃失により信長の首はどこへ行った
のか、光秀は後世にまで伝わる反逆者で子孫も
肩身が狭い思いをしたでしょうね。

しかし脚本によっては随分とイメージが違ったり、
古文書や文献が新たに発見されたり、時代と共に
考え方も大きく変わっていくもので、史実に基
ずいたものと物語を面白くするフィクションは
同一でないことを認識するべきと思います。

私の友人に「麒麟がくる」楽しみにしていて
最終会を迎え、麒麟ロスで寂しいと云っていた

そう云えば、その友、前にも大河ドラマのイケメン
俳優に熱をあげたっけ、今もどこかに残るおばさん
にしてのこの乙女心分かってね(笑う)
まさに、お袋の好きな俳優役次第・・・

「みなのもの、大義であった、これからもコロナに
負けず、平らかな世を取り戻そうではないか、麒麟を
連れて来るのは、おのれ一人一人ではないかと、
ワシは思うておるぞ!ハハハハハ・・・」
と光秀は云ったかな?   おしまい!