木洩れ日日記

古希を過ぎ、楽しい事も少なくなったけど、
面白い事見つけたいな、良かったら覗いて見てください

6番目のユウウツなQ

2024-12-05 11:18:24 | リリモモ
リリーがいなくなってからも習慣でずっと枕を左に寄せて
リリーの場所を空けていたが、今は真ん中に枕を置いて寝ている。
でも何か一人じゃない気がする。

リリーとは長い間、仲良く腕枕で寝ていたり、時には私の足元で寝てたりした。
ところが亡くなる1年以上前からリリーは私と寝なくなった。
ベッドを整えると私が行くまでは布団の上で寝ているが



私が寝ようとベッドに行くと、ほんの一瞬私の隣に来るがすぐにベッドを降りてしまう。
仕方がないのでベッドの横に毛布を畳んで置くと、そこでずっと寝てしまう。
冬などは寒いと思いベッドに入れようとするがすぐに出て行ってしまう。
私はいつでもリリーが寝られるように左側に寄せた枕で寝ていた。
なのでリリーがいなくなっても一人じゃない気がしたのだ。
でも「私リリーに嫌われてる?一緒に寝なくなったのはなんでだろう?」って疑問だった。

その疑問は突然、次男によって解き明かされた。
これがちょっと恥ずかしくってQ6が中々書けなかった。

Q6.なぜリリーは私と寝なくなったのか?

その答えは

私が夜中に突然大きな声で寝言を言うから・・・でした。はず~

それは次男が夜中に帰り目撃した真実。
私が大きな声で何か言い、びっくりしたリリーが寝室から飛び出してきたって。
そして次男が部屋に行こうとすると一緒に行きたいとせがんだらしい。
リリーは怖かったんだね、私の寝言が突然なもんで。
心当たりは少しあった。
小さい頃からたまに寝言を言うらしかったし、昼間のストレスで多分夫に対して
怒鳴っていたんだろうと思う。
言いたいことをほとんど我慢してしまうので、寝言に出るんだね。

次男はその後も何度か私の寝言を聞いたらしいので、
リリーは一緒に寝るのが怖かったんだね、可哀想に。
私の事嫌いかな?なんて思ったけど・・・。

娘がいつも土曜日に遊びに来て、夜帰る時リリーは必ず私に抱かってお見送りする。



その時、玄関で娘がリリーの手を取り握手する。
お姉ちゃんが大好きなリリーだけど、この時だけは「スッ」と手を引っ込める。
まるで「私は行きませんよ」と言ってるようで娘は
「大丈夫、連れて行かないよ」と笑う。
この一連のやり取りで私リリーに嫌われてないと思えた。
リリーはこの家も私たちも大好きだったよね、良かった。
でも寝言はマジでごめん。
コメント (4)
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