”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

ブルーベリー作戦成功す vs 下町ロケット

2015-02-07 05:33:00 | 新井信昭のプライベート
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

昨年から気になっていた本。

特許小説『ブルーベリー作戦成功す』を通勤電車内で一気に読みました。



著者は、「池上敏也」氏。

これはペンネームですが、御本人は弁理士。

「誰かな?」なんて思い、調べてみました。

「この人に違いない」と思いましたが、それはどうでもよいこと。

プロが書いただけあって、「新規性」「無効審判」「審理終結通知」「裁判の中断」など、の専門用語が正確。

これは、私にとって心地よく、だから、すんなり読める。

ところで、やはり特許を題材にした小説で、直木賞を受賞した『下町ロケット』がありますね。



読んだのは、4年ほど前だったでしょうか。

専門用語がちょっと違ったような覚えがあります。

用語の使い方の違いは、著者の専門性からくるのか?

いや、マーケティングの世界でいう「誰に読ませたいのか」にあるのか?

専門用語の観点から見るとブルーベリーはプロ向け、ロケットはより広い読者向け、というところですかね。

小説なんだから、要は、楽しければよい。

あらすじを説明するほど野暮ではありません。

ブルーベリーのどんでん返しを楽しまれてはいかが?

今日もお読みいただき有難うございました。

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