”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

FREE タダより高いものは?シナジー効果

2010-06-05 04:36:12 | 知財経営コンサルティング
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おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

昨日、すなわち、6月4日は金曜日。翌日である本日が土曜日であることから、ちょっとリラックスしようと思い帰りがけにコンビニでウイスキーを買いました。

最近、ちょっとしたブームの「ハイボール」が飲みたかったので、サントリーの「角瓶」と「炭酸水」を買うつもりでした。

ところが、買ったのは「ブラックニッカ」だけ。

ブラックニッカを買った理由は二つ。

まず、その値段。角瓶は1650円だがブラックニッカは960(正確な金額は忘れました)円。

ハイボールと言えば「角瓶」とは思いつつ、値段にひかれました。

もう一つの理由。小さいが「炭酸水」のおまけ付きだったからです。


▲ブラックニッカに「Asahiの炭酸水」がおまけで付いてきた


おまけ炭酸水を見て、アサヒ飲料(ニッカの親会社)のFREE戦略を垣間見た気がしました。

FREE炭酸水をオトリにしてブラックニッカを買わせ、「お!ブラックニッカのハイボールでも結構いける!」と思わせ顧客を囲い込む。

缶入りの「ブラックニッカ クリアハイボール」の存在を顧客に知らせる。

ブラックニッカを買った顧客が次に缶入りクリアハイボールを、または、その逆を。どちらかが売れれば他方が売れる、というシナジー効果(相乗効果)を狙ったのではないでしょうか。

提供者にとって「損して得取れ」ビジネスは顧客にとって「タダより高いもの」でもない。提供者と顧客をウイン・ウインの関係を築く戦略。

このような智恵、ノウハウも一つの知的財産です。

知財経営プロデューサー 知的財産コンサルタント 新井信昭 弁理士
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