「白い恋人」が「面白い恋人」に肘鉄

おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

「白い恋人」が「面白い恋人」に肘鉄をくらわしました。

北海道の人気菓子「白い恋人」の石屋製菓が求める、吉本興業らが販売する菓子「面白い恋人」の販売差し止めのこと。

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「白い恋人」と「面白い恋人」とは類似かどうか、が争点となるはず。

その点についての私見は差し控えますが、実際の市場では混同があるのかないのか？

ちなみに、吉本興業側は、

指定商品に「菓子」を含む商標「面白い恋人」について商標登録出願（出願人：株式会社吉本倶楽部）を行ったのですが、拒絶されています。

　出願番号： 商願２０１０－６６９５４
　出願日　： 平成２２年（２０１０）８月２５日
　　　 　拒絶査定： 平成２３年（２０１１）６月１日

特許庁電子図書館で調べた限りでは、拒絶査定不服審判が請求されたかどうか分かりません。

拒絶に理由は、すでに登録されている「白い恋人」である可能性はあります。

「白い恋人」が拒絶査定の原因でありそれが確定していると仮定すると、石井製菓による提訴のタイミングが拒絶査定の確定タイミングと一致します。

確定を待って提訴したのかもしれません。

さて、裁判所がどう判断するか？

今日もお読みいただき有難うございました。