”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

竹かごの中の特許

2012-12-21 09:38:03 | 弁理士という職業
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

現時点ではIT業界特有の動きではありますが、特許権がまるで竹かごに入れられた小豆のようです。

竹かごを傾けると小豆が流れ落ちて他の場所へ移動する。

詳細はこちらです

特許権も財産権であるから、その使用・収益・処分を行うことは当然と言えば当然。

一方、攻めるとともに守るためには、特許権を持っていないとどうしようもない。

たとえば、10年前のグーグルが持つ特許は、マイクロソフトやアップルのそれに比べるとたいへん少なかった。

しかし、その当時、自社に関連する特許訴訟約100件のうち、9割近くが「被告」であった。

そこから同社の特許取得に対する意欲が高まり、記事のような話が頻出するようになったわけです。

モトローラ・モビリティの買収も記憶に新しいところです。

この大きな動きととともに、忘れてならないのは、1個1個の小豆を大事にすること。

今日もお読みいただき有難うございました。

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