こころ 「 三月の花嫁 」…… 君影美孔雀

こころ

「 三月の花嫁 」





名残冬に 舞い降りる粉雪





白い 淡い 粉雪の

溶けて消えゆく華が

白無垢に咲く 。





春 碧のベールに

陽光みちて

今日を 嫁ぐ花嫁






まだ 初々しい その姿に

優しく そよぐ風を

弥生日にかざる

三月の花嫁 。

こころ 「 風 」…… 君影美孔雀

こころ

「 風 」






ひと は みんな 旅人



こころが 揺れ動く 旅人




ならば




わたしは あなたのために

「 こころの風 」になりたい






あなたが 虚ろならば

わたしは 優しく 甘く馨る 春桜風になって

あなたの頬を 知らぬ振りして撫でてあげたい





あなたが 苦しく刹那になるのであれば

わたしは 力強く渦巻く 夏勢う竜巻になって

あなたを 奮い起たせてあげたい





あなたが 恋に悩むのであれば

わたしは ウ゛ァイオリン 奏でる 美しき秋の風になって

あなたを 優しく くるまって抱き締めてあげたい





あなたが 涙で こころを傷めたのなら

わたしは 暖炉が燃えあがる 冬の強さ秘めた北風になって

あなたが 涙かれるまで 傍に居たい






そんな 「 風 」になりたい





あなただけに そよぐ


「 愛を抱いて そよぐ風 」になりたいな 。

こころ 「 輪 光 」…… 君影美孔雀

こころ

「 輪 光 」






更けゆく夜の


深い黒の世界





透き通る 醒めた空気が


星屑さえも 遠ざけてしまう






黒に染められた夜に


ぽつん


と 輪光線が放たれた






優しく 輪を創りだしている


太陽 でもなく


月でも なく


目を慈しむ ひかり






「 こころが

輪を描いた かの如く

両手を合わす 。 」








〇(^ー^)〇


あのね、

この輪光はね

実は 「 虹 」 なんですよね 。



〇 輪の虹





「 皆様方々には

しあわせに輪をかけられますように




お休みなさいませ 。


君影美孔雀 こと

えみ (-.-)zzZ 」