ご機嫌よう ★(^_^)v
えみ です 。
さくらを短く思いますが、意外と まだまだ 見頃な場所って在るんだよね 。
わたくしの在住する姫路近郊には
揖保川
大津茂川
夢前川
船場川
市川
八家川
天川
が、流れておりまして、どの河川の上流にも、未だに 田螺が息づき、夏には川面に螢が舞を魅せてくれております 。
昨夜の雨の勢いにより さくら吹雪に変わり、さくらの絨毯を土手に愛でました 。
こころ綴り
「 姫路さくら 」
川岸の菜の花に争ひて
さくら並木が ものを言ふ
さらさら流れる水の音に
いかにも 花びらの舟を浮かべよ と
満開さくらの揖保川域
灰色の煙が昇る朝
さくらが微笑みを投げ掛ける
精一杯の勤めに時間をまわし
新日鐵住金広畑の門をくぐる
そんな毎日のなかでさえも
優しく 慈しみを与えてるんだね
見事に花を開く
満開さくらの大津茂川域
新しい制服に身を纏ひ
自転車の弾むこぎ音
切った春風に揺られては
「 行ってらっしゃい 」
細い枝のさくら達が声をかけてる
いつになく 微笑ましきや
満開さくらの夢前川域
白鷺の城を護り繋げた
城堀のさくら華
鬱蒼と取り巻く木立にも
薄化粧に彩り色付くさくら華
艶やかに かつ 厳かに佇む姿は神々しい
白鷺の千姫を化身に観る
満開さくらの船場川域
脈脈と清き水を蓄え
原動的なる流れにも
さくら吹雪が絵巻く
岩を添いつつも 廻りながら
絵図を描いてるよね
息をひそめながら
あなたと愛でている
満開さくらの市川域
山あいと海沿いの狭間
荒い心根の息づく祭人が命の
灘のさくらが咲き乱れ
ひとのこころに咲き誇るは
満開さくらの八家川域
悲哀と歓喜
十人十色の喜怒哀楽
川面に映すこころには
お日様の暖かい光りに充ちる
さくらが舞ひ散る流れに謳ふは
満開さくらの天川域