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Glee

2011-02-11 21:59:54 | レビュー
1昨年の春にパイロットを放映して以来、人気がうなぎ登りのお化け番組がグリーだ。
2009ー2010年のシーズンでミュージカルはテレビになじまないというテレビ界の常識を打ち破った
今シーズンは2年目だが既にゴールデングローブ賞を始め、数多くの賞をものにしている。

オーディションで選ばれた新人俳優達がす場悪しい歌唱力とダンスで番組を盛り上げる。
ドラマの中で突然歌い出す従来のミュージカルと違い、筋書き上歌う必然性があるというのがミソ。
グリークラブ(歌唱クラブ)での出来事を物語にしているからだ。

俳優陣はテレビでは新人といえども、多くはブロードウェイの舞台で活躍していた舞台俳優達だ。
基礎が出来ている。
全くの新人の Chris Colfer はオーディションを受けた役は取れなかったけれど、プロデューサー達に認められ、彼にぴったりの役を創り出すことになったという逸話がある。
いわゆるXファクターを感じたらしい。
その予感は的中した。
今年弱冠二十歳にしてゴールデングローブ賞を獲得した。

Dianna Agron は本当に綺麗な女優さんだ。
最初は悪役だったが、今では中心的なベビーフェイスである。
映画出演の機会も増えてきた。
"Burlesque" ではちょい役だったが "I am number four" では主役の恋人役を務めている。

Lea Michele はオーディションの様子からすると劇中の役と全く同じ性格を持っている。
ピアニストが長い曲をはしょろうとすると、毅然とした態度で振り返り、フルコーラス歌う必要があるときっぱり。
自分が主役なのだ。
いわゆる「電球が切れたら、新しい電球を持ってきてじっとたたずんでいる。ソケットの方がやってきて、彼女の周りを回るから。」というソプラノ性格だ。

こういう個性的なしかも歌唱力抜群の歌手陣を、ダンサー達が支えている。
途中から女優として抜擢された HeMo (Heather Morris) は純粋なダンサーである。
本来振り付けを教える役としてチームに合流したのだが、とぼけた性格が面白いと言うことで大抜擢された。
ビヨンセのバックダンサーをしていたので、Single Lady の振りを指導する予定だった。
リンクのビデオで向かって左側から登場するブロンドのダンサーが HeMo だ。

この番組はお気に入りで、去年、今年と iTunes のシーズンパスを買った。

★★★★☆






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