夏期連休中。奥さんと娘はそれぞれ仕事と保育園で、娘を保育園に送って朝の9:00頃、どこに行こうかなぁ、、、と考えて向かった先は 長野県 小布施の「そば せきざわ」さん。
「自家栽培、天日干し、手刈り、完全自家製粉、生粉打ち」などのキーワードでどの蕎麦情報源にも出てくる全国区の有名店で、元々は群馬にあって行きそびれていたと言う点からも前々からちょっと行ってみたかったお店です。
とは言ってもナビに目的地設定をしたら片道190km程ありそうなので 臨時休業していないか電話で確認してから出発しました。
移動はほとんどが高速なので開店15分前にはお店に到着。一番乗りでした。
開店の11:30までには更に4組ほどが順番に並び人気の程がうかがえます。
ウッディな店内はぴかぴかに磨き上げられ、靴を脱いであがります。
広めのテーブルは間隔を空けて配置されて居心地良さそうですが、何組かでテーブル数が埋まってしまえば基本は相席になるようです。
注文は 3つのお蕎麦とそば粉の天ぷらがいただけるセット
まずは、天ぷらセット
味の濃い野菜をそば粉でカラリとあげた物を熱々を塩でいただきます。
鳥の巣に見立てたそば粉と卵に見立てた豆、パプリカ、カボチャ、シシトウ、ズッキーニ、シメジ、オクラ、山芋、など 結構たっぷりの量があります。
お蕎麦は生粉打ちから。繊細なお蕎麦はもちもち感が強い細切り。
汁はまろやかで鰹や醤油など突出する物が認識できないのですが
蕎麦とのからみが抜群。
二品目のお蕎麦は「変わり」。しそを練り込んだお蕎麦です。
蕎麦単品で食べるとしそのさわやかな風味が口いっぱいに広がります、汁と絡めると不思議と角が取れてまろやかな味わい。
ベースのさらしなのプリプリの押し返し感のある歯ごたえが癖になります。
最後のお蕎麦はあらびき、丸抜きの粒々が浮き出たお蕎麦はそれでいて上品、つなぎに少し使っていると言う小麦粉の風味でしょうか? より甘みを引き立てている気がしました。
追加で頼んだ 蕎麦アイス。蕎麦掻きが練り込んであるのだそうです。
こちらはアイスの甘さがふわっと来る直前でサラリと収束していく、いくらでも食べられそうな不思議な味わいでした。
長野方面は全くの未開の地ですが小布施はちょっとした観光地の様ですね。
この後 ちょっと温泉に入って 長野駅周辺でお土産などを買って帰っても夕方の娘のお迎えに間に合いましたので結構気軽に行けそうですが、ガソリン高騰の昨今、ガソリン代が¥8000位、高速代も同じくらいなので 一人でお蕎麦を食べに行くには余計な出費が多すぎですね(^^)