週末、娘と奥さんがバレーボールの合宿で不在になることが水曜日ぐらいに判明。
どうせ独りで晩御飯食べたりするんだったら 本でも買って、温泉宿に行って
上げ膳据え膳でゆっくりするかな? と NETで近場の温泉を検索。
希望日が空いているお一人様プランのある宿から
落ち着けそうかな?と当たりをつけておじゃましたのが 水上 谷川温泉の 旅館たにがわ さんです。
土曜日 役員で外出中の奥さんに代わり、娘にお昼ごはんを食べさせて
(→ 娘はそのまま合宿) 13時頃ゆっくりと自宅を出発。
ほとんど高速なので1時間半程度で到着。
道を挟んだ駐車場に車を停めると宿の方が出迎えてくれました。
因みに私は事前にGoogleMap(のStreetView)で駐車場の位置を確認してありましたが
駐車場の看板は道路側に無かった気がするので はじめてだとどこに停めようかな。。
と一瞬考えてしまうかも。。
ロビースペース 歴史のある建物を改装したのですかね。
広くて綺麗です。 スリッパに各種サイズが有るのが親切。
チェックインはロビーではなく、ラウンジでお茶とお菓子を頂きながら
チェックイン/アウトカウンター自体は2つだったので チェックアウト時は少し並びました。
早い時間についたので 早い時間にお風呂に入ると混みませんよとアドバイスが
普通の週末にそんなにお客さんが? と思っていたら ◯X建設の団体さんが大型バスで到着。
今調べてみると 収容100人の結構大きい旅館だったのですね。
そこ、かしこと改装されているのですが、気合の入っている
ロビーや食事処以外は 古い機材の存在がびみょ~な感じを醸し出していて
惜しい感じでした。(全てに置いてこの感想が総評かな、、)
予約したのはこちらの 琉球畳(正確には目積畳かな)にセミダブルベッドのお部屋。
上記は 旅館のHPより拝借した画像。 モダンな仕上がりっぽい写りです。
こちらは私撮影。見た目に近づけるために明るさを絞って撮影しています。
残念ながら ほぼモダンっぽさは無し。
空調、金庫、イージーチェア、サイドテーブルなど 昭和な品々と 改装された空間が
いまいちしっくり来ていない印象です。 床とかもびみょ~にキュっとか鳴って頼りなかったり、、
ハンターダグラス(風?)のデュエットシェードも お約束どおり きっちり閉まらない&かなり渋い動作。
館内全般に空調なのか、ボイラーなのか調理器具なのか 低周波が鳴っているのも
気にする方なので気になりました。
部屋の昭和な冷蔵庫もコンプレッサー音が大きく。(こちらは夜間は電源OFFで解決)
Welcomeのお菓子とつけもの。
周囲を散歩するも数km圏内にはコンビニも無し。
何かあるだろうと思っていた館内の売店はお風呂から上がった20時には閉店していて!
酒のツマミにこのお漬物が活躍しました。
さて、今回の旅の目的は 静かに、のんびり、本でも読んで 時々風呂に浸かってゆったりする事。
”静かに”のところは 夜 団体さんの宴会が始まると エコーのたっぷりかかったカラオケの奇声が
響きわたって微妙でしたが。
#よく考えれば ある程度のホテルなら当然のシチュエーションなのですが はじめての体験
#一人旅だと これも旅情と思い込めます(笑)
宴会も終わって夜が更けると 谷川のせせらぎが心地よかったです。
(冷蔵庫の電源を切ればですが)
そして、、こちらには本を読む。という目的にはピッタリの空間が。
文豪ゆかりの温泉宿(こちらは太宰治)の定番、 キャラリースペースがあり
用意されていたCDプレーヤでマーラーをかけ
イージーチェアに腰掛け 大半の時間をこちらで過ごしました。
ちょっと蒸し暑い日だったのですが 窓をあけると谷川からの心地よい風とせせらぎが
館内は(多分)全館禁煙でラッキー だったのですが
ホテル入口(屋外です)の喫煙場所から数十m離れたこのギャラリーに
谷川の風がタバコの煙を運び込みます(^^)
せせらぎの音もなんかの低周波と混じって 惜しい! イロイロ 惜しい!
コチラのギャラリー ポットにジャスミンティなど(多分日替わり)も用意されていて
長居してくださいと言わんばかりで居心地バツグン。
翌朝もスペースOpen後、期待して同じ席を陣取ったら 朝は用意されてなかった
惜しい!(笑)
それでもチェックアウト直前までここで本を読んでいました。
#チェックアウトも 後1時間遅いプランがあれば。。。。
お風呂です。大浴場はほぼシンメトリーな2箇所が 夕食時間を堺に男女交代で楽しめます。
手前の方がちょっとだけ露天が広いかな。
#もう少し趣が違ったほうが楽しいと思うのですが、、
写真はホテルの前 湯テルメ の駐車場から河原を撮ったもの
なんとなくですが、、こんな谷川が見える露天をイメージしていたのですが
実際には 道路1本隔てているので 露天は木の塀に囲まれた空間でした。
写真はホテルのHPから拝借。 45分2500円の 貸切露天からは谷川岳が見えるようですね。
お風呂自体は毎回ほぼ貸切で 広くて気持ちよかったです。
あ、、、、
最初手ぶらで行って バスタオルが用意されていない事に気が付き
部屋に取りに戻りました。 部屋には1枚だけバスタオルがあり。
これで何回も入るのか?? と首を捻りましたが 旅館はそんなものですね。
脱衣所のアメニティも旅館って感じです。
風呂あがり、2階にあったリラクゼーションスペース
こちらも ほぼ貸切。 マッサージチェアが! 1台はなんちゃって製品でしたが
もう一台のSANYO製は本格的。 特に足マッサージのエアバッグの包み込み感は中々のもの
当BLOGらしく お料理は写真沢山で(それでも全ては掲載していません)
期待以上に美味しかったです。
夕飯 創作和食
前菜s 海老、蛤、蛍烏賊など
お造り ギンヒカリ、海老を餌にしている鯉 群馬ならではのお魚が並びます
上州牛のシャブシャブ
川魚
蓋物、温物
茶碗蒸しは モッツァレラ、湯葉、蒸しウニ、と難しすぎ
止椀は ちぎりっ子汁(豚汁にすいとん入ったみたいな感じ)
ご飯もお櫃で食べ過ぎてしまう。。
懐石のデザートは、、、
いつも ? っと思ってしまいます。
朝食 バイキングじゃないのが嬉しい。
宿の方も(ホテルのそれとは違いますが)皆親切で ゆったり過ごせました。
10時にチェックアウトしてそのまま お昼前には深谷に到着。
近場の小旅行も良いものです。
今回分かったこと。
1泊の読書量は450ページ程
”旅館”は手ぶらで行ってはだめ タオル、売店 は事前確認。
独り旅だと些細な事は旅情の一部。
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水上 谷川温泉 旅館 みなかみ
http://www.ryokan-tanigawa.com/
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/6999/CUSTOM/GW6999100530175418.html
一人温泉もいいですね!
椅子はイームズ?
ところで、旅館のHPにて、ダムカレーなるもの発見。
こちらは、食されなかったですか?笑
(ダムにもいろいろあるんですね。)
大まかなすわり心地は似てる気がします。
ダムカレーは最近ですよね、、みなかみの道の駅など
あちこちで見かけました。
形状だけかよ! っと軽く突っ込んでチャレンジしませんでした(笑)