都内での仕事帰り、独りの晩御飯をどこかで と丸の内のお店を物色。
大型施設のお店で、早い時間なら飛込みでも大丈夫かな・・と丸ビルに向かいました。
18時より前だったのでまだ準備中のお店も多く、開いていたお店も基本は予約で満席。
ただ、予約時間の遅いテーブルもあるので直接交渉で席を用意してもらいました。
伺ったのは 丸ビルの35階 AUXAMIS Tokyo さんです。
(スマホで情報を仕入れようと思ったらお店のHPがFlash主体でみられず。。。)
オザミさんといって ワインに力を入れているフレンチのお店なのですね。。
http://www.auxamis.com/tokyo/index.html
35階で夜景の見える店内にいつもどおり場違いな独りディナーですが、、気にせず
まずは 泡物(ビール)で一息。。
この日はお昼の後、水も飲んでいなかったので染み渡ります。
お料理はコースでお願いしました。
Amuseは ズワイ蟹とトマトのムース フヌイユのジュレ仕立て
酸味のあるトマトのムースがズワイ蟹の甘さを引き立てて
フヌイユ(フェンネル・ウイキョウ)のジュレと蕪の部分をシャキシャキっと頂きます。
シンプルでちょっとだけ手が掛かっていて美味しい。
お料理に合わせたワインは マルセルダイスのリースリング
甘くなくて、いろんなフルーツの香りがしてジュースに近い印象。
お料理と同化してすっと飲んでしまいました。
”アラ”のカルパッチョ
長崎、五島列島の天然赤アラを軽くスモークしてあります。
オリーブを刻んだソース(フレンチ風に言うとタプナード)をアクセントに
プリっとした白身をかみ締めると旨みがにじみ出ます。
ワインは、LE CISTE グルナッシュブラン、マルサンヌ、ルーサンヌ種のブレンド
だったかな、、説明を聞いたのですが忘れ気味。
サラっとした飲み口ですが、先ほどのシロよりはピリっとした感じも、濃厚さも前の物よりちょいUP。
(確か、、、←記憶不確か)
鰻とフォアグラのテリーヌ
天然の鰻とフォアグラ、そして真ん中にブリオッシュ(菓子パンみたいなやつです)
をミルフィーユに見立てたお料理。
その上に、はマルサラ酒のグラス(アイス)が乗っています。
癖のある鰻をフォアグラでマイルドにつつんで、マルサラ酒の甘さも楽しんで、、、
ちょっとバラバラになりそうな所をオススメワインでまとめます。
で、、そのワインですが 鰻に負けない赤のポムロール
メルロー主体でタンニン少なめの上品なミディアムボディ。
シャトーGAYのセカンドラベルですね
ワインはお料理に合わせて少量を頂くサービスになっています。
お魚のメインは甘鯛のウロコ焼きポワレ
パリパリのウロコ焼きで表面は香ばしくカルーイ仕上がり、身はふっくらしていて
かなりうまい!ソースはバニラのブールブランソースと鉄板!
バニラなので赤かな、、とも思ったのですが、そこまで重い料理じゃないという事で
ムルソー・ナルヴォー しっかりした味わいで、余韻もたっぷり。バニラにも負けていません。
グラスで供するには奮発した感じの一杯ですね。
19時を回ると、お店も満席に。。
写真はお見えからの景色ではなくて 同じフロアの別の場所です。
メイン(肉)は5種類から選ぶスタイル。
豚を中心に美味しそうなメニューが並んでいました。
で、、、選んだのは ベタな子羊(笑)
だって 食べたかったので、、、
前のお魚もそうですが、付け合せの気合がちょっと足りないかな。。
最後のワインは(いつものシラーが飲みたかったので)
ソムリエの計らいでお店のセラーから選ばせて貰いました。
グラニテをはさんで クレームブリュレみたいなデセール。
バニラ5倍だそうです。 シンプルで美味しい。
さて、、飛び込みで入った フレンチですが
予想以上に美味しかったです。(失礼)
若いスタッフばかりのお店でややカジュアルな接客。
丸ビルもこのフロアはもう一つ上の階に比べるとリーズナブルで
これだけワインを飲んでも15kちょっと(サービス入りで)
用途はワインの薀蓄を語りたいデートが主なのかもしれませんが
お独り飲み食いにも良かったです。
クリスマスでもこんなディナーは夢のよう・・・f^_^;)ちょっとだけ行った気になれる記事を読めて、このまま現実のクリスマスディナーに突入します。
もう!クリスマスディナーですか(早)
プレゼント考えなきゃあ。。