すると途中でピーー!っと警告音が鳴る。
冷却液の高温警告だ。
エンジンキー上の真ん中の赤ランプが点いている。
とりあえずエンジンを止めてアンカーを下ろす。
もしや冷却水の取り入れ口に藻やビニールでもくっついたか?それとも?。
しばらくしてエンジンをかけ、冷却水が出ているかみると、出てない感じ。また警告音も鳴るのでエンジン停止。
さて、インペラをみてみるか。
しかしインペラを替えるのは大変な作業なのよ。
外しにくい位置にあるため、狭いスペースに手を伸ばしてネジを回したりしないとならないんです。
交換するインペラのセットは船に積んであるので大丈夫なのだが。
キングストンバルブを締め熱いエンジンルームに入って何とかインペラを外してみると、ありゃりゃ!ヤバいです。
羽根が三枚しか残ってないじゃん。
新しいのと古いのと。
新しいインペラとパッキンを取り付けるのだがネジを外すより取り付けるほうが大変で、狭い隙間に手を伸ばし、何度も何度もネジを落とすのだった。
エンジンに触れると熱いし、うまくネジは入らないし結構時間がかかってしまったが何とかインペラの交換が終わった。
キングストンバルブを開けエンジンをかけてみる。
冷却水も勢いよく出ている。
一安心だ。
牡蠣棚を見回りして帰って来ました。