千歳川と石狩川の合流点より発信…

水彩画と近況 思い出

昭和20年代の風景

2013-05-01 09:13:27 | 終戦
 小学校、中学校時代の思い出が少し蘇ってきたので思い出すまま記してみたい。今まであまり思い出そうともしなかったし、積極的に話したことも無かったから。
 小さい町なので子供にとっては、どこか町以外の所へ行くわけでもなし狭い世界だったと思う…が、その世界で楽しいことが一杯あるから今考えると子供にとって大変なことも辛いと思いながら当たり前と思っていたように思う。(東京では戦災孤児が靴磨きなどしていた、シュシャンボ-イの歌があった)
なにせ、食べ物も物も無い時代だから、自動車も無く馬車だった農家の人が待ちに買い物に来るときは馬車を使う、夏は「舗道車」と言って荷台にタイヤが2本付いたもの、冬は馬そり。道路は馬糞だらけだった、馬車で運送を請け負って仕事をしている人を「馬車追い」と言っていた。子供達は通学中馬車が通ると後ろに飛び乗ったりして、冬はスキ-で馬そりの後ろのでっぱりにストックを引っかけ”楽ちん”したり~景色はのどか~だった ね。   食堂も無かったしね !