夕方から食事も忘れて本をよんでいたら、私がその本の見ている夢だと書かれていた。
という夢から目覚めるまでは、自分は目次だとばかり思っていた。
挿絵だったとは情けなや。
動物である私は、皮膚などの外側と内側が区別できて、わたしとか心とかいうものはこの皮膚の内側のそれに属するものだと思っている。
植物に触覚や痛覚があるとすれば、それは動物よりもずっとゆるやかなものだと思うのだけれど、だとすれば、植物の心は体の表面にこだわらず、もっとぼんやりした範囲に属しているのではないだろうか。
ゆるやかなのだろうか、ないのだろうか・・・