こんにちは 。 新しい年となったのに新型コロナの感染拡大が収まらず、落ち着かないこの頃です。 私は喪中なので新年の賀詞は遠慮致しますが、皆様にとって今年が良い年となりますよう祈念しております。
箱根駅伝、今年は二日間自宅でテレビ応援でした。
新聞などで沿道での応援を自粛するように案内をしていたのに結構人が出ているなという印象です。例年より85%少ないという報道もありますが、その残りの15%の人の行動が問題なのでしょう。自分だけは大丈夫とか対策はちゃんとしているからとかと思うのでしょうが、そうした発想の結果が現在の感染拡大に繋がっているのだろうと私は思います。選手は勿論、関係者の皆さんが苦労に苦労を重ねて大会開催に漕ぎ着けたのですから、その努力を無駄にすることのないように皆で協力すべきではないでしょうか。例えば今回何か問題がでたら来年の開催に支障が出るのです。
それはともかく、創価大の往路優勝には正直驚きましたし、復路も10区の途中までトップでいたのには感心しました。強化が順調に進んでいるのでしょうね。その創価大を最後の最後に逆転して優勝した駒澤大の底力は見事でした。青学の復路優勝で、総合・往路・復路の優勝校がそれぞれ違うというまさに混迷の年に相応しい結果です。
私の母校は出だしの1区で躓いたまま、出る選手出る選手力を出せずに往路19位という体たらく。復路は追い上げて、復路だけなら3位と頑張ったのですが、結局総合12位と今回もシード権を確保できませんでした。今年は期待が非常に大きかった分落胆も半端ではありません。それに朝刊に載っていた監督の「あまりにもうまくいかなすぎた。復路でしっかりと挽回できるように、選手を頑張らせたい」というコメントの中身の無さに愕然とします。いまだに根性だ、気合だと選手にハッパをかけている古い指導者像が浮かびます。(個人的なイメージです。違っていたらごめんなさい。) 名門だとか古豪だとか言われていますが、もう10年近くシード権も取れていないのです。創価大や東国大のように新たな強豪が次々出てくる今、伝統にしがみつくのではなく、体質を変えていかないと予選会を通ることも難しくなるのではと危惧しています。スカウティング、育成、強化、コンディショニング等々、色々な課題がありますが、科学的で合理的な方法論を取り入れて結果に繋げていく必要があるのではないでしょうか。その為には指導者もOBばかりでなく、広く人材を求めなくてはならないのではと思います。