製造:1959年国鉄長野工場
常備駅:大府駅
愛知県内某所で倉庫利用されている国鉄ポム1形のポム20。
ポム1形とは??って思う方も多いと思いますがポム1形は陶器輸送車として1958年から1965年にかけて計192両が登場し名古屋地区を中心に運用されました。ポム1形の「ポ」は陶器を表す英単語「Pottery」が由来だそう。
ポム1形はワム90000形の派生形式の1つで192両の中にワム90000からの改造車とポム1として新製された貨車の2種類がいます。ポム20は後者とのこと。
ポム20はポム21、ポム142の2両と共に1986年まで活躍し廃車になった模様。
西日を浴びた車体に浮かび上がるポム20の文字。
ワム90000形の廃車体なんてのも耳にしない中でポム1形なんてよくぞここまで残っていたなと思います。1日でも永くその姿を見せてくれる事を願うばかりです。
訪問年:2021年10月