形式…国鉄ワラ1形
車番…ワラ1
製造…1962年(昭和37年)
1962年から合計17,249両が製造された国鉄ワラ1形。
そのトップナンバー(試作車)のワラ1が永らくJR四国の多度津工場で保存されていましたが、今月上旬に群馬県中之条町の旧太子駅跡へと移動。表記類などもしっかり入れられた上で展示されています。
銘板は製造銘板のみ外されており、国鉄の銘板は残存。
ダルマ貨車などでは国鉄の銘板を外され、製造銘板のみ残ってるケースが多いですね。
展示場所は旧駅跡の上にある駐車場の入り口付近。国道沿いで人目に付きやすい場所に置かれています。
完全体で残る貴重な国鉄ワラ1、安住の地を得たようでなによりです。
因みに国鉄ワラ1形の試作車はこのワラ1とワラ2の2両が製造。量産車はワラ100から付番されていますのでワラ3〜99は欠番となります。ワラ2もひっそりどこかで残ってたりしないかなぁ…( ・∇・)
大井川鐵道ト111
国鉄ト20000形の同形車という事で、国鉄車の続番「ト27409」として保存されていた元大井川鐵道のト111。今回訪問したところ「大井川」と「ト111」の表記が。大井川時代の姿に戻されたようですね〜。
「同形車だから」とか「形が似てるから」と別の形式にされ保存されているのよりも、その車両本来の姿で保存されている方が個人的には好きです。
旧太子駅の他の保存車については「旧太子駅の保存車達」に纏めてあります。