
形式 ワム80000形
車番 ワム280404
製造 川崎重工
関東地方某所に置かれているワム80000形走行安定対策車(280000番台)のワム280404。
走行安定対策車は従来のワム80000形よりも軽量化などの改良が施され昭和50年(1975年)から製造されたグループ。
比較的新しい車両で国鉄民営化後、JR貨物に引き継がれた車両も数多く存在する。

検査表記は57-10広島工。
検査期限は昭和61年10月ですが延長されて昭和62年の10月まで。
JR貨物には継承されず廃車になった車両のようです。

車番。

そしてこちらは運用板。
運用板にはなんと「四国総局 伊予三島-飯田町間専用運用」と書かれています。伊予三島といえば大王製紙の工場があり、飯田町は今の飯田橋駅付近にあった貨物駅。飯田町には紙流通センターがあったので恐らく大王製紙の専用輸送車として使用され、末期は専用運用を解除されていたものと思われます。
普通のワム80000形だと思って見に行ったので驚きました。