gooブログ「曇りのち晴れ」

曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一九年五月

五月 一日(水)曇 風薫る新たな時代令和なる
五月 二日(木)晴 春惜しみあらたな風を受けながら
五月 三日(金)晴 五月晴れどこまで届く山の声
五月 四日(土)晴(みどりの日) 朝風があらたな青葉の風となる
五月 五日(日)晴(子供の日・立夏) 子の声に空が開けて子供の日
五月 六日(月)晴 老鶯の声にも負けず子等の声
五月 七日(火)晴 山つつじ雲の行方の速さ知る
五月 八日(水)晴 焦らずに新緑の風前へ前へ
五月 九日(木)晴 五月晴れはるかに星の影白く
五月 十日(金)晴 世は移り令和の風のたおやかに
五月一一日(土)晴 五月晴れ遠くに海が雲を呼ぶ
五月一二日(日)晴 そらひらけみどりの風の心地良く
五月一三日(月)晴 平成の見守る令和はしり出す
五月一四日(火)曇 ぽつり落ち余花の涙の地に滲みる
五月一五日(水)曇 いつかまた会える気がする雨蛙
五月一六日(木)晴 朝風にストライプ着るペチュニア嬢
五月一七日(金)晴 移り行く空より早く七変化
五月一八日(土)晴 五月晴れ悪戯書きのアスファルト
五月一九日(日)晴 花びらの一つ一つが珠紫陽花
五月二十日(月)晴 飛び跳ねる鯉を見送る青楓
五月二一日(火)雨 五月雨の風を鳴らして走りゆく
五月二二日(水)晴 朝の空晴れてどこまで風さやか
五月二三日(木)晴 黄菖蒲の池の水嵩葉に留め
五月二四日(金)晴 真っ直ぐに伸びて菖蒲の風に折れ
五月二五日(土)晴 地は緑しみ出す水は天巡る
五月二六日(日)晴 白い靴雲にのってる気分して
五月二七日(月)晴 白靴の紐を結んでさあ出発
五月二八日(火)晴 まだ知らぬ夏が始まる今ここに
五月二九日(水)晴 渦を巻くほどに都会を夏疾風
五月三十日(木)晴 何度でも転んで起きて百日紅
五月三一日(金)晴 路地裏の猫も地蔵も五月晴れ

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