曇りのち晴れ
11月1日(金) 晴れ 梢よりほろと朝陽に紅葉初む 箸を逃げ舞茸踊る朝の汁(舞茸)
曇りのち晴れ
11月2日(土) 晴れ 戻れない明日を親しむ秋の夜 青蜜柑ひと房づつの夜を惜しむ(青蜜...
曇りのち晴れ
俳句ダイアリー二0一三年十月 十月 一日(火)曇 まだ降らぬ秋の小雨の疎ましく 十月 二...
たべもの歳時記
俳句たべのもダイアリー二0一三年十月 十月 一日(火)晴 苦瓜を水に浮かせて夕仕度(苦...
曇りのち晴れ
11月3日(日) 曇り 文化の日 丈ほどの千草八千草風の道 香る柚子棘の鋭き葉の隠す(...
曇りのち晴れ
11月4日(月) 雨のち曇り マニキアを染める年頃蛙手の葉 サワーにも柚子を香らせ赤...
曇りのち晴れ
11月5日(火) 晴れ 天高く朗々と朝禽の鳴く 長薯の歯ごたえの良く朝の卓(長薯)
曇りのち晴れ
11月6日(水) 晴れ 朝陽より表裏なく木の葉燃え 黒焦げの尻尾の落ちて鰯の目(鰯)
曇りのち晴れ
11月7日(木) 雨 雨の粒ひとつぶごとに冬が来る 大根する下ろし金の刃をそばだて(大...
曇りのち晴れ
11月8日(金) 晴れ 冬帽子繋ぐ言葉の糸もつれ とん汁に人参煮込む夫の味(人参)