曇りのち晴れ
1月1日(金) 晴れ 初御空ひらけ大地を踏みしめる 忙しなく雑煮火にかけ年を取る(...
曇りのち晴れ
俳句ダイアリー二0二0年十二月 十二月 一日(火)晴 空晴れてポプラを抜けて師走来る 十...
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1月2日(土) 晴れ ビルを抜け朝陽の昇る年はじめ 河豚ちりの後の雑炊骨身まで(河豚...
曇りのち晴れ
1月3日(日) 晴れ 空ひらけコロナ禍の町初昔 椀円く四角い餅に芋頭(芋頭)
曇りのち晴れ
1月5日(火) 晴れ 空越える不思議を寒の風に聞く 1月4日(月) 晴れ 初日記コロナ...
曇りのち晴れ
1月6日(水) 晴れ 粛々とコロナ禍つづく松の内 時を越え記憶を辿る牡蠣料理(牡蠣)
曇りのち晴れ
1月7日(木) 晴れ 街路樹をうねらせ寒風が奔る 七草を薬味に混ぜて蕎麦啜る(七草)
曇りのち晴れ
1月8日(金) 晴れ 空乾き風笛かすれ寒四郎 煮詰まれば形無くしてかぶら汁(かぶら汁...
曇りのち晴れ
1月9日(土) 晴れ 着ぶくれて眼鏡に不安な目の覗く 一杯に喉を潤す燗熱く
曇りのち晴れ
1月10日(日) 晴れ 冬ざれて鋭く天を指す銀杏 甘鯛の開きを焼けば夫婦酒(甘鯛)