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曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一五年十二月

十二月 一日(火)晴 師走来てはたまたどんな明日が来る
十二月 二日(水)曇 一歩づつ上る朝陽に年果てる
十二月 三日(木)雨 朝時雨電信柱も震えてる
十二月 四日(金)晴 クリスマス小さな夢の玉手箱
十二月 五日(土)晴 山茶花の影より走る子の帽子
十二月 六日(日)晴 山茶花の門口二つ朝しらむ
十二月 七日(月)晴 銀の翅風に飛ばされ枯落葉
十二月 八日(火)曇 明日またどんな雲かと冬の空
十二月 九日(水)晴 朝晴れて今日を踏み締め年暮れる
十二月 十日(木)曇 一年を一年として枯落葉
十二月一一日(金)雨 冬の雨木の葉が靴について来る
十二月一二日(土)晴 太陽が巡り銀杏枯れ黄葉
十二月一三日(日)晴 ひとときの夢の主役とポインセチア
十二月一四日(月)曇 朝の雲移る限りの年の果て
十二月一五日(火)曇 忙しなくサンタカラーが町に咲く
十二月一六日(水)晴 師走ゆく追いかけっこ幼髪
十二月一七日(木)晴 クリスマスところどころに穴のあく
十二月一八日(金)晴 時折りの風のささやく冬の月
十二月一九日(土)晴 子の声に夕暮れ忙し冬障子
十二月二十日(日)晴 枝を残し枯葉大地にお落葉なる
十二月二一日(月)晴 夕枯葉町は銀河の影写し
十二月二二日(火)晴 銀杏落葉踏み締め午後の陽が伸びる
十二月二三日(水)曇/晴(天皇誕生日) 感謝する今日の幸福冬の朝
十二月二四日(木)曇(聖夜)聖夜の灯こころに一つプレゼント
十二月二五日(金)曇(聖誕祭)クリスマス子の笑顔こそ贈り物
十二月二六日(土)曇 冬枯れて町を一年分の風
十二月二七日(日)晴 花八つ手人の声する裏通り
十二月二八日(月)晴 古暦余す数日捨てられず
十二月二九日(火)晴 年の暮れ振り向けば足跡のこる
十二月三十日(水)晴 あと一歩余すところの年の果て
十二月三一日(木)晴(大晦日)明日からはすべてが新た大晦日

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