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gooブログ「曇りのち晴れ」

俳句ダイアリー2012年7月

俳句ダイアリー二〇十二年七月

七月 一日(日)晴 昇る陽の落すみどりの闇のあと
七月 二日(月)曇 青葉雨ぽつり途切れて又ぽつぽつ
七月 三日(火)曇 水桶に実梅を浮かべ午後三時
七月 四日(水)晴 青畳素足の肌に心地良し
七月 五日(木)曇 雨きざしちぎれた雲のあめんぼう
七月 六日(金)晴 梅雨晴れ間まだまだ海の声遠く
七月 七日(土)雨/曇 七夕の空を隠すか小雨降る
七月 八日(日)曇 池の淵嵐と朽ちる額紫陽花
七月 九日(月)晴 朝の空雨あと溶けて夏の曇
七月 十日(火)晴 前世とは今生のため枇杷実る
七月十一日(水)晴 朝ぼらけ残鴬の鳴く声を聞く
七月十二日(木)曇 雨雲の朝を遮る百日紅
七月十三日(金)晴 梅雨の朝雨を孕みて走り去る
七月十四日(土)曇 さくらんぼ熟す涙のほろ苦し
七月十五日(日)晴 海からの波音高くトロピカル
七月十六日(月)晴(海の日) 立葵空の海へと背比べ
七月十七日(火)晴 夢醒めて朝が始まる日々草
七月十八日(水)晴 夏日来て夜に疲れて陽を逃れ
七月十九日(木)晴 梅雨明けてバックにハンドタオル入れ
七月二十日(金)晴 太陽を巡る列島夏の空
七月二一日(土)晴 目の前が明るく開け夏盛ん
七月二二日(日)曇 朝の風ホットケーキに杏子ジャム
七月二三日(月)晴 さくらんぼ会話のはずむ朝の卓
七月二四日(火)晴 夏の空青く開ける町の朝
七月二五日(水)晴 百日紅空へと伸びる垣の上
七月二六日(木)晴 朝風のさらりと空は夏の雲
七月二七日(金)晴 夕立の去り一寸の宵の闇
七月二八日(土)晴 浮草の増えて朝夕七月尽
七月二九日(日)晴 夏休みさらにまたもや猛暑来る
七月三十日(月)晴 仏桑花ビルに朝陽を遮られ
七月三一日(火)晴 晴れた朝水面瞬く水馬

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