gooブログ「曇りのち晴れ」

曇りのち晴れ

俳句ダイアリー二0一九年八月

八月 一日(木)晴 極暑とはまさにこのこと屋根探す
八月 二日(金)晴 八月になれば八月尽きるほど
八月 三日(土)晴 どこまでも空開けて青葉闇
八月 四日(日)晴 朝の鳥声に目覚める百日紅
八月 五日(月)晴 朝を呼ぶみんみんの声つぎつぎと
八月 六日(火)晴(原爆忌)幸多き人の世祈る原爆忌
八月 七日(水)晴 駅までの通りを抜けて夜の蝉
八月 八日(木)晴(立秋)マンモスが表れそうな夏の果て
八月 九日(金)雨/曇(長崎忌)天気雨涼風を呼ぶ葉の蔭に
八月 十日(土)曇 折鶴の祈りの届け夕焼け雲
八月一一日(日)晴 空色の暦の秋を追いかけて
八月一二日(月)曇 雨粒の水の輪となる天気雨
八月一三日(火)晴 気が付けば近く遠くと蝉の朝
八月一四日(水)晴/雨 雨しとど降りやめば空に夕焼け
八月一五日(木)晴/曇 どのくらい汗が出たのか蔦の影
八月一六日(金)曇 朝風を影に呼び込む青簾
八月一七日(土)晴 電車待ち残暑のホーム時計見る
八月一八日(日)曇 目覚めればまだまだ秋の蝉時雨
八月一九日(月)晴/曇(俳句記念日)俳句記念日蝉に起こされ暑い暑い
八月二十日(火)晴 空気まで重く朝顔はや莟む
八月二一日(水)晴 じっとりと肌まで湿り秋暑し
八月二二日(木)曇/晴 空気まで重く残暑がのしかかる
八月二三日(金)晴 朝焼けの町はしののめ秋探し
八月二四日(土)晴 朝顔の空に明日の風の色
八月二五日(日)晴 水草に朝風さらり光り呼ぶ
八月二六日(月)晴 二度咲のプランタの朝夏余す
八月二七日(火)晴/雨 夏惜しみ秋は暑しと宵を待つ
八月二八日(水)曇 曇り空どこかに野分の渦奔る
八月二九日(木)晴 朝顔の花に始まる町の空
八月三十日(金)晴 小雨降る通りの朝に涼新た
八月三一日(土)曇/晴 明け来れば早々秋の蝉盛ん

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