NOAH美容室の外観は
イギリスの田舎町にある
「小さなお家」をイメージして作りました。
8年前
美容室といえば
当たり前のように
ガラス張りのイメージが
定着していたんです。
それが
自分達には
しっくりこなくて悩みました。
結局、
「美容室は楽屋です」
「お客様のステージは
店から一歩出た外だから」
という事で
中が見えないようにしましたが……
「外から美容室って分かんないよ…(。-_-。)」
「商売ヤル気あんの?(`ω´ )」
「もっと大きく看板出さなきゃダメだよ‼️」
「大丈夫?勿体無い
もっとオープンにしなきゃ」
「料金表出さんでいいん?」
当時は
アドバイスとして
沢山、沢山言われた…(−_−;)
僕らNOAH美容室の
経営の仕方や
お客様とのスタンスは
悩んで考えて考えて
今のカタチになったもので
看板を大きく出さないとか
広告宣伝費を使うなら、今来てくれている
お客様に使おうとか
技術の割引は、しないとか
最終的に
「他の美容室と
同じ土俵に上がらないでおこう」
って決めて
ここまで来ました。
僕達のやり方で
お客様一人一人に
じっくり対応したいから
今の「Hair Ptential NOAH」という形のお店が
出来た。
実際、沢山のお客様は出来ません。
完全予約制の弊害もあります。
(行きたいと急に思っても行けない…etc)
でも、なんだか素敵じゃないですか?
自分の住む街に
ひっそり営業してる
知る人ぞ知る、可愛い美容室があるっていう
風景も…。
僕らは
そんな感じがイイんですね。
新規の方には
プラス30分のカウンセリングタイムがあるし
時間計算したら
大儲けなんて出来ないけれど
僕の美容師能力では
絶対必要な時間なので
「テキトーに切って」というのも
出来ない
どんな髪型にしたいのか?
何故、その髪型にしたいのか?
毛髪ライフスタイルや
何が気に入らなくてココに来たのか?
聞きたい事は山ほどあって…
その人の「髪の毛人生」に関わるんだから
じっくり対応したいんですね。
最近、後輩の独立に
少しだけ関わって
振り返り
思い起こす事が増えました。
ひとつ、思い出した感情がありました。
「不安」……思ってたね。
思ってた思ってた(´Д` )
本当に、こんなやり方でお客が入るのか?
商売として成り立つのか?
ちゃんと借金、返せるのか?
生活して行けるのか…?わーん😭
うん
不安が無かった訳では無いけれど
実は、ここまで来て分かった事は
独立してようと
商売してようと
雇われてようと
何してようと
不安になる人は
不安になるし
逆に絶対的安定なんて無いんだよって事。
お金が沢山ある人は
それが
無くなるのが不安?らしいですしね…。
だから
一生懸命頑張るのも大切だけど
ほどよくチカラ抜いて
笑って楽しむくらいが
僕には
ちょうどいいんだと思います。